女性ボーカル のレビュー

STARLESS / Wish

1992,JAPAN

STARLESSの1992年作ミニ・アルバム。

新たに女性キーボーディストも加わって7人編成の大所帯になった。ライブの定番曲#1,#2,#4を最新メンバーがスタジオ・レコーディング。STARLESS風プログレッシブ面での最高峰#1、様式美面での最高峰#2、ロマンティック面での最高峰#4が1枚に収録されているんだから最高に決まってるじゃないですか。#1は変拍子風なんだけど実は12/8拍子でカウントできるトリッキーな曲。ドラマティックな構成も良いですね。#2では前作から加入のセカンド・ギタリスト原浩一(G)のテクニカルな早弾きが、#4では峯松真由美(Vo)の歌唱と中川隆雄(G)のメロウなギターが聴き所です。

Track List

1. Change Me into the Wind
2. Waitin' in Vain
3. 誰かの背中
4. WISH part 1
5. WISH part 2

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カテゴリー: STARLESS

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SOLSTICE / New Life

1993,UK

前作から約10年ぶりに突如リリースされたSOLSTICEの1993年2ndアルバムNew Life。

バンドの双頭アンディ・グラス(G)、マーク・エルトン(Vln/Key)以外のメンバーが入れ替えられ、看板の女性ヴォーカリストもサンディ・レイからハイディ・ケンプに交代。ハイディは前任者よりもクセが無く繊細なトーンが持ち味。バンドの音楽性も1stで顕著だった独特のモーダルな雰囲気や神秘性は#1でかろうじて感じられる程度に薄れ、全体的にPOPでまろやかなトーンが支配してます。
それでも、インスト#3に見られるように叙情性は健在。ただし湿度はさほど高くなく、むしろ爽やかで清らかなテイストです。

アレンジ面では前作以上にヴァイオリンの登場機会が増えシンセは後退。#2のようにギターとのバトルやハーモニーでソロを弾いたり、#4では歌モノなのにほとんどの場面でオブリガードが鳴っていたり、#5ではコンテンポラリーなソロを聴かせたり、とヴァイオリン大活躍。
ギターのトーンが歪み度を高くし空間系エフェクトを多用して現代的なエッジを感じさせるのとは反対に、滑らかなヴァイオリンのトーンを多用する事で全体のバランスを保っている感じです。

Track List

1. Morning Light
2. Guardian
3. Sea
4. New Life
5. Pathways
6. Journey

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カテゴリー: SOLSTICE

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ANNIE HASLAM / Blessing in Disguise

1994,UK

70年代英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの歌姫アニー・ハズラム(Vo)の3rdソロ。一応ANNIE HASLAM’S RENAISSANCE名義ではあるものの、当時のメンバーは皆無。これは多分に営業的な見地からのネーミングということでしょう。女性の年齢を云々するのは何ですが、1947年生まれのアニーもこの時47歳。さすがに声のハリとか滑らかさは全盛期と比較すると辛いものがあります。ところが、アニーの美声を引き立てる事のみを優先したであろう多彩な楽曲と繊細にして品のあるアレンジが、そんなマイナス面を見事に払拭。大物プロデューサー トニー・ヴィスコンティの力量は勿論ですが、実はDREAM THEATER加入前のジョーダン・ルーデス(Key)が作曲・アレンジ・演奏で、ハープシコードが印象的な神秘的で清楚な#6、クラシカルなフレーバーをまぶした#8、中近東風メロディを取り入れた異色のナンバー#9の3曲に関わっており、渋いグッジョブで貢献しております。又、マイケル・ダンフォード(作曲)とベティ・ニューシンガー(作詞/旧姓サッチャー)という往年のRENAISSANCEでの黄金コンビが#3を提供。マイナーな中にも希望的メロディが輝く佳曲で、アニーの歌唱も水を得た魚のように活き活きしていますね。近代クラシック作曲家ガブリエル・フォーレの”パヴァーヌ”にベティの歌詞を付けた、厳かなハープや弦をバックにしっとりと聴かせる#11はニッカ・ウィスキーのCM(魚図鑑編)にも使用されていました。

Track List

1. Blessing In Disguise
2. Pool Of Tears
3. Love Lies Love Dies
4. Can't Turn The Night Off
5. In Another Life
6. Raindrops & Leaves
7. Whisper From Marseilles (For Julien)
8. I Light This Candle
9. What He Seeks
10. See This Through Your Eyes
11. The Sweetest Kiss
12. The Children (Of Medellin)
13. A New Life
14. After The Oceans Are Gone

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カテゴリー: ANNIE HASLAM

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TERU’S SYMPHONIA / Egg the Universe

1994,JAPAN

1994年作。MAGDALENAでは無理やり高音をファルセットで歌っていたのがウソのような自然で優しい徳久恵美(Vo)の歌声が楽しめます。ちょっと恥ずかしい感じのポップな#3が好き。ボーカル・メロディをなぞったギター・ソロや印象的なベースライン、クリーンなギターのアルペジオ、シンセのアレンジなど全てが完璧なプログレッシブ・ポップ。プログレ然とした大仰なイントロと軽快なヴァースの#4も最高。全編に漂うどこかダークな雰囲気も良い。

Track List

1. Metancholic Garden
2. Drawer of night
3. You
4. Tears for a Harmit
5. Mildah
6. Egg the Universe

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THE 3RD AND THE MOTAL / Tears Laid in Earth

1994,NORWAY

ノルウェーのゴシック・メタル・バンドTHE 3RD AND THE MOTALの1994年1st。

メロディはそれほどキャッチーじゃないが、とにかくダーク・スロウ・清廉な女性ボーカルの3拍子揃うと奇跡が起こるという事を世界で最初に発見したバンド。この暗鬱で不思議なトリップ感はまぎれもなくヨーロッパのバンドならではのモノだ。分裂症的曲構成がプレグレ方面からも評価されてたりした。クリーンなエレキ・ギターによるアルペジオやフロント・ピックアップを使用したロングトーン中心のソロなど、後世のバンドにも多大な影響を与えている。

Track List

1. Vandring
2. Why So Lonely
3. Atupoéma
4. Death-Hymn
5. Shaman
6. Trial of Past
7. Lengsel
8. Salva Me
9. Song
10. In Mist Shrouded
11. Oceana

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GATHERING / Mandylion

1995,NETHERLANDS

ギター×2とキーボードを含むオランダの6人組ゴシック・メタル・バンドTHE GATHERINGの1995年3rdアルバムMandylion。

それまではデス・メタルだったが、このアルバムからシンガーが女性のアネク・ヴァン・ガースバーゲン(Vo)に変わり音楽性もゴシック・メタルに変化。
古代帝国の女帝がピラミッドの頂上から民に向かって演説しているかのような威厳に満ちた、それでいて女性らしく伸びやかで透明感のあるアネク嬢の歌声は、バックの荘厳な演奏とあいまって一種独特なムードを演出しています。
サウンドのカギは#1の歌メロで使用されているドリアン・モードに代表されるモード(旋法)。モードの使用による神秘的なメロディの導入が同系統のバンドと一線を画す最大の要因と言えるでしょう。

いきなりこのジャンルを極めたアルバム。
ゴシック・メタルを追求するなら前述の#1、緩急の使い分けが見事な#2、サビの感動的な歌唱が胸に突き刺さりそうな#3、クリーンなギターによる寂寥感と荘厳なリフがもたらすヘヴィネスとの起伏が素晴らしい#4は必聴。惚れました。

Track List

1. Strange Machines
2. Eleanor
3. In Motion #1
4. Leaves
5. Fear the Sea
6. Mandylion
7. Sand & Mercury
8. In Motion #2

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LANA LANE / Love is an Illusion

1995,USA

GENESISみたいな#1で始まるアメリカの歌姫ラナ・レーンの1995年デビュー・アルバム。

基本的にハード・ロックだが、旦那でもあるエリク・ノーランダー(Key)の全編を占めるプレグレ趣味が作風を他のバンドとは一風違うものにしている。#3のあざとすぎるメロトロンは本物なのでしょうか?大きなグルーブが70年代ロック風で好きです。

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THE 3RD AND THE MOTAL / Nightswan

1995,NORWAY

THE 3RD AND THE MOTALの1995年4曲入りEP。

シンガーが交代したが、芸風は清廉ソプラノなので問題無い。アヴァンギャルドな#1が度肝を抜く。割と普通っぽい#2でも、ギター・ソロのメロディが破綻寸前ギリギリのところでダークな不条理感を演出してるし。#3は暗黒面の環境音楽なのか?これはもう誰もマネできない独自路線だ。

Track List

1. Neurosis
2. From the Depth of Memories
3. The Meadow
4. Vavonia (part 1)

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THEATRE OF TRAGEDY / Theatre of Tragedy

1995,NORWAY

ノルウェーのゴシック・メタル・バンドTHEATRE OF TRAGEDYの1995年1st。

ミディアム・スロウ・テンポを中心とした暗鬱かつヘヴィなバッキングにデス声とリヴ・クリスティン(Vo)のエンジェリック・ヴォイスが対比をなしながら乗っかるゴシック王道サウンド。楽曲やアレンジの練りはまだまだながら、リヴ嬢の歌声だけは既に究極。後年と比較するとやや線が細いが、それがかえって儚さを倍増させる要因となっている。9分近い大作#5ではリリカルなピアノと弦、そして独特な欧風フォークロア由来の切ないボーカル・メロディのみで耽美な世界を構築。アルバムのハイライトとなっている。

Track List

1. A Hamlet for a Slothful Vassal
2. Cheerful Dirge
3. To These Words I Beheld No Tongue
4. Hollow-Heartèd, Heart-Departèd
5. ...A Distance There Is...
6. Sweet Art Thou
7. Mïre
8. Dying - I Only Feel Apathy
9. Monotonë

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WHITE WILLOW / Ignis Fatuus

1995,NORWAY

ノルウェーのプログレッシブ・フォーク・バンドWHITE WILLOWの1stアルバムIgnis Fatuus。
アコギやフルートによる静かなバッキングに清楚な女性ボーカルが乗り、シンセやメロトロンが幽玄な装飾を施すダークなフォークを展開しています。

冒頭の物悲しいアコギのアルペジオとハープシコードで心を鷲づかみ。続く美声ソプラノ女性ボーカルの登場で一気に引き込まれる#1。
美声ボーカルをフィーチュア、終盤のイリアン・パイプやシタールがエキゾチックなテイストの#2。
リコーダーを中心に北欧トラッド風メロディを展開する#3。
フルートとヴァイオリン、素朴な男性ボーカルの#4。
中間部のインスト・パートに土着フォークロア部を挿入したメロトロン白玉が儚げな#5。
アコギ、コントラバス、リコーダー、ハープシコードなど、場面ごとに推移する多彩な楽器による演奏に女性のソプラノ・スキャットが。フルートが絡む部分では初期KING CRIMSONのような神秘性も感じさせる#6。
ハープシコードの厳かな調べに可憐なボーカルが映える#7。後半のアコギのカッティングとシンセ・ソロの場面では明るいムードも。
アコギのアルペジオとメロトロンのフルートに美しいスキャットが乗る小品#8。
モーダルなボーカル・メロディが神秘的な中にもコンテンポラリーなムードを醸し出す#9。
不条理なコード進行とメジャー/マイナーの調性があいまいなメロディがフックとなった前半、若干ヘヴィなパートを経てスペイシーなシンセ・ソロに展開する後半からなる11分超の#10。
女性ボーカルが中音域で歌う暗鬱フォーク#11。
ディストーション・ギターが登場する中間部などで暗黒ゴシック路線を垣間見せる#12。

おそらく土着フォークに根ざしたものであろう独特の暗いメロディによるボーカル・パートに、メロトロンをバックにしたシンセのソロなど幻想的な展開を見せるインスト・パートが絡みユニークな世界を醸成。適度に各楽器が聴こえる、必要以上に分厚くなることの無いアレンジも良い感じです。
#4,#5,#12などでの男性ボーカルは意図があってのものだろうが、はっきり言って素人レベル。女性ボーカルで統一した方が良いと思うぞ。

Track List

1. Snowfall
2. Lord of Night
3. Song
4. Ingenting
5. The Withering of the Boughs
6. Lines on an Autumnal Evening
7. Now in These Fairy Lands
8. Piletreet
9. Till He Arrives
10. Cryptomenysis
11. Signs
12. John Dee's Lament

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LANA LANE / Curious Goods

1996,USA

1996年2nd。2作目にして既におちついた雰囲気。ラナ・レーン(Vo)の歌も前作よりは抑えたトーンで声量で圧倒するよりは表現に気を配っているかのようだ。1stではある意味必要以上に絢爛だったエリク・ノーランダー(Key)のキーボード群も比較的アンサンブル・メインの方向性で自粛傾向にある。しかしメロディアスさは継続していて安心。切ない#5、トニー・フランクリン(B)のフレットレス・ベースがイイ感じの#6あたりがこのアルバムの落ち着いた方向性を端的に示している。唯一のイケイケ・ハード・ロック#8も抑え目だ。

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QUIDAM / Quidam

1996,POLAND

女性ボーカルをフィーチャーしたポーランドのシンフォ・バンドQUIDAMの1996年1stアルバム。

メジャー・セブンスを多用し、メロディアスでロマンティックなシンフォをやってます。コケティッシュで透明感溢れる声質のEmila Derkowska(Vo)嬢が歌うポーランド語の独特な響きが辺境らしいエキゾチックさを醸し出す一方で、バックのサウンドはあくまでも雄大で気品に満ちており、そのギャップというか絶妙なバランス感覚が素敵です。ビッシリと、それでいて優雅に敷き詰められたストリングス系シンセと、フルートやチェロなど生楽器のブレンドによるアンサンブルも見事。シンフォニックな音のシャワーに溶け込んだ美声にウットリします。

Track List

1. Sanktuarium
2. Chocbym...
3. Bajkowy
4. Gleboka Rzeka
5. Nocne Widziadla
6. Niespetnienie
7. Warkocze
8. Bijace Serca
9. Ptone

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THEATRE OF TRAGEDY / Velvet Darkness They Fear

1996,NORWAY

ノルウェーのゴシック・メタル・バンドTHEATRE OF TRAGEDYの1996年2nd。

アレンジ面が向上し醜と美の対比がより鮮明になった。メロディにも独特なフックが多数見られる反面、余り印象に残らない部分が少々感じられるのも事実。又、ドラマ性を伝えきるのに未だ長尺を要している所にさらなる成長の余地を感じる。といいつつも#5や#11では彼らならではの魅力的な個性を十二分に発揮。もう少しだ。

Track List

1. Velvet Darkness They Fear
2. Fair and 'Guiling Copesmate Death
3. Bring Forth Ye Shadow
4. Seraphic Deviltry
5. And When He Falleth
6. Der Tanz der Schatten
7. Black as the Devil Painteth
8. On Whom the Moon Doth Shine
9. The Masquerader and Phoenix

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WISHING TREE / Carnival of Souls

1996,UK

MARILLIONのソングライターでギタリストのスティーブ・ロザリーのプロジェクト・バンドTHE WISHING TREEの1996年作。

当時学生だったという”20世紀最後の妖精”ハンナ・ストバート(Vo)の美声が大いにフィーチャーされた英国情緒たっぷりなフォーク/ロック。胸キュン・メロディーと女性ボーカルの絶妙な絡みはALL ABOUT EVEを想起させる。普遍的な魅力に溢れたアルバムです。

Track List

1. Evergreen
2. Starfish
3. Nightwater
4. Hall Of Memories
5. Midnight Snow
6. Night Of The Hunter
7. Firebright
8. Thunder In Tinseltown
9. Empire Of Lies
10. The Dance

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GATHERING / Nighttime Birds

1997,NETHERLANDS

THE GATHERINGの4thアルバムNighttime Birds。
アネク・ヴァン・ガースバーゲン(Vo)が加入しゴシック・メタル路線になってからの2作目。

ヘヴィなリフをバックにアネクがハイトーンで歌い上げる荘厳なゴシック・メタルの#1。シンセ・ストリングスのシンフォニックな装飾とピアノのアルペジオがもたらす寂寥感がアクセントとなっています。
抑えた中音域を中心にアネクの伸びやかな歌唱が堪能できる#2。
レズリーを掛けたハモンド・オルガンとクリーンなギターによるバッキングがリードするクールなパートと、サビの激情パートが織り成すコントラストがコンパクトな中に同居した#3。
凡庸な#4,#5、珍しくアップテンポ気味の#6、と中盤が少々弱いですが、終盤に盛り返します。
ゆるやかな3連リズムに乗ったアネクの瑞々しい歌唱が母性をも感じさせる#7。
イントロのプリミティブなムードのパーカッションに導かれた、アルバム随一の耽美なメロディを持つタイトル・トラック#8。
クールにアルペジオを奏でるピアノのシンプルな伴奏をバックにアネクの多層コーラス・ハーモニーが神秘的なニュアンスでアルバムのラストに余韻を残す#9。

アネクの圧倒的な歌唱力で表現された、時にモーダルな旋律を使用した印象的なボーカル・メロディがヘヴィな装いを纏った寂寥感抜群のサウンドの上をたゆたうという、前作のパターンを踏襲した作り。しかしながらボーカル・ラインはよりメロディアスとなりアネクの表現力を活かし切るとともに、その荘厳なバンド・サウンドと合わせて典型的な女性ボーカル・ゴシック・メタルの王道を極めた感もあります。そしてこの後、GATHERINGの音楽性はアルバム毎に様々な進化を見せていきます。

Track List

1. On Most Surfaces
2. Confusion
3. The May Song
4. The Earth Is My Witness
5. New Moon Different Day
6. Third Chance
7. Kevin's Telescope
8. Nighttime Birds
9. Shrink

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RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part1

1997,UK

英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの、1997年に突如リリースされたKING BISCUIT FLOWER HOURのライブAt the Royal Albert Hall。

1977年10月14日にイギリスはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで収録。
アニー・ハズラム(Vo)がジャケットのPART1の後にしばらく置いてからマイケル・ダンフォード(G)のPART2がリリースされ、やきもきさせました。
曲目はLive at Carnegie Hallのそれとダブる代表曲に加え、当時の最新アルバムNovellaからの3曲が聴ける貴重盤。KING BISCUIT FLOWER HOURというラジオ番組の放送用音源ということで録音は概ね良好。
時折ハウったり、裏でノイズが鳴りっぱなしの部分もありますが、そんなマイナス要因を払いのける程ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの演奏が活き活きしてます。
そのオーケストラのがんばりもあって、PART1 #4やPART2 #4などスタジオ盤では神秘的な美しさを感じさせた楽曲が、ライブにおいてはオペラティックなまでに荘厳な迫力を伴って演奏される様は圧巻です。
収録曲、ダイナミックレンジの観点からRENAISSANCEのライブ・アルバムを選ぶとすれば断然このAt the Royal Albert Hall。特にSong of Scheherazadeの躍動感はLive at Carnegie Hallよりも数倍良いですよ。

PART2のラストには70年代末のスタジオ未発表曲Youもオマケで収録。
時代を反映したPOPな要素とプログレッシブなテイストが巧く融合しきらないもどかしさはあるものの、ドラマティックな要素もあるなかなかの佳曲。

Track List

1. Prologue
2. Can You Understand
3. Carpet of the Sun
4. Can You Hear Me
5. Song of Scheherazade

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RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part2

1997,UK

RENAISSANCEのKING BISCUIT FLOWER HOURのライブAt the Royal Albert Hall Part2。

Track List

1. Running Hard
2. Midas Man
3. Mother Russia
4. Touching Once(is So Hard to Keep)
5. Ashes are Burning
6. Prologue
7. You

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RENAISSANCE / Songs from Renaissance Days

1997,UK

1997年にリリースされたRENAISSANCEの70年代後期からの未発表曲集。
チープなシンセ・サウンドと基準以下の楽曲群には往年の面影はどこにも無いのが残念。Youは何とか聴ける方。

Track List

1. Africa
2. Dreamaker
3. Northern lights
4. No beginning no end
5. Only when I laugh
6. The body machine
7. Writers wronged
8. Island of Avalon
9. America
10. You

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カテゴリー: RENAISSANCE

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RENAISSANCE / Ocean Gypsy

1997,UK

マイケル・ダンフォード(G)がMICHAEL DUNFORD’S RENAISSANCE名義でステファニー・アドリントン(Vo)に往年の名曲を歌わせた1997年作。

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SOLSTICE / Circles

1997,UK

SOLSTICEの1997年3rdアルバムCircles。

今回もアンディ・グラス(G)、マーク・エルトン(Vln/Key)以外のメンバーが入れ替えられ、女性ヴォーカリストもハイディ・ケンプからエマ・ブラウンに交代。エマの声は初代シンガーのサンディ・レイに近いものの、サンディ程の神秘性は無く、もっとスッキリした感じ。
前作ではピッキング・ハーモニクス等現代的なエッジを多用して浮いていたギターが、比較的オーガニックな叙情プレイに戻ったのと呼応して、エマのストレートなクリーン・ヴォイスがピースフルなSOLSTICEらしい世界観の表現にぴったりハマってます。勿論ヴァイオリンも重要なパートで必ず登場。

イントロダクション的な挨拶代わりのインスト#1からピースフル&ドリーミングなSOLSTICE節が満開。重厚なバックとの対比がナイスな、お馴染みのモーダルなヴォーカルラインで浮遊感あるメロディアスさを演出するタイトル曲#2で早くも最高潮。
キャッチーな#4。
歌唱とヴァイオリンが絡んで美メロを紡ぐ#5。
モダンなアレンジが緊張感をもたらし、サビでの美しい展開の印象を倍増させる#6。
枯れた味わいのギターが切ない#7。

一気に聴き手を引きずり込むオーガニック・ワールドが健在の好盤です。

Track List

1. Salu
2. Circles
3. Soul to Soul
4. Thank You
5. Medicine
6. Sacred Run
7. Coming Home

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カテゴリー: SOLSTICE

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