女性ボーカル のレビュー

NENA / ?(Fragezeichen)

1984,GERMANY

NENAの1984年2ndアルバム?(Fragezeichen)。

前作同様な作風でありながらよりバラエティに富んだキャッチーな楽曲が目白押し。ポップな#5、超胸キュンメロディーに青春の想い出がフラッシュバックする#7,#8、シンセが煌びやかな#9あたりに成長が見られる。

Track List

1. Rette mich
2. ? (Fragezeichen)
3. Das Land der Elefanten
4. Unerkannt Durchs Märchenland
5. Küss mich wach
6. Lass mich dein Pirat sein
7. Ich häng' an Dir
8. Sois Bienvenu
9. Keine Antwort
10. Der Bus Is' Schon Weg
11. Es Regnet
12. Der Anfang vom Ende

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SOLSTICE / Silent Dance

1984,UK

英国女性ヴォーカル・シンフォSOLSTICEの1984年1stアルバムSilent Dance。

8分超の大作#5後半のズ太いシンセソロにGENESSIS、サンディ・レイ嬢(Vo)の透明感あるハイトーンとモーダルなメロディに英国70年代プログレの華 RENAISSANCEとその歌姫アニー・ハズラムからの影響を感じさせる正統派英国シンフォ。
先達のおいしい要素を拝借しつつも、仄かにジャジーな#2、シャーマンの祈りのような神秘的なメロディにプリミティブなテイストで迫る#6、キャッチーでコンテンポラリーなバラードの#7など、豊富なアイディアによるオリジナリティも加味。
ソリーナっぽい音色のストリングスがソソるシンセによる分厚いバッキングに、軽やかに浮遊するクラシカルでは無いヴァイオリン、コードのヴォイシングと叙情ソロに独特のセンスを感じさせるギター(エレキ、アコギ共にナイス!)が絡むサウンドは既に唯一無二の個性を放っています。適度な変拍子が又、心地良いです。

Track List

1.Peace
2.Earthsong
3.Sunrise
4.Return of Spring
5.Brave New World
6.Cheyenne
7.Find Yourself

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NENA / Feuer und Flamme

1985,GERMANY

NENAの1985年3rdアルバムFeuer und Flamme。

路線に変更は無いがネタ切れなのか楽曲の質が少々低下。それでもラストの7分超の大作#10がそれらのマイナスを補って余りある力作。ドラマティックでメロディアスでカッコ良いハード・ロック・ナンバーに仕上がってます。
硬派でいながらキュートなジャケとこの曲の存在だけで、当時アナログ盤買って大満足だった。チープだけどハッピーエンドなビデオクリップが又良かった。

Track List

1. Utopia
2. Haus der drei Sonnen
3. Jung wie du
4. Es wird schon weitergeh'n
5. Feuer und Flamme
6. Gestern Nacht
7. Das alte Lied
8. Du kennst die Liebe nicht
9. Ein Brief
10. Irgendwie, irgendwo, irgendwann

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NENA / Eisbrecher

1986,GERMANY

NENAの1986年4thアルバムEisbrecher。

冒頭のドラム・フレーズがZEPのRock and Rollを模したかのような#1や、静かな感じから爆発する#3にネーナ・ケルナー(Vo)の魅力である気だるい感じでありながら元気もある不思議なボーカル、ナイスなシンセ、そして必殺のサビという彼らの一番おいしい部分がまだまだ健在。全体的にはおとなし目の曲が多い。

Track List

1. Engel der Nacht
2. Mondsong
3. Frei wie der Wind
4. Schön Wär Es doch
5. Tokyo
6. Jetzt Bist Du Weg
7. Sonnenaufgang
8. Ring Frei
9. Zusammen
10. Eisbrecher

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PAGENT / 螺鈿幻想

1986,JAPAN

元フロマージュのギタリスト中嶋一晃(夜来香~浪漫座)のバンドPAGENTの1986年1st。

新宿ガーデン・シェッドの店長もコーラスで参加してます。GENESISからの影響か、音像と共に独特の歌詞世界がすごいです。永井博子(後に大木理沙/Vo)の歌唱力・表現力が抜群。後に歌唱パートがリメイクされる世紀の名曲#2ヴェクサシオンの歌唱に怜悧な凄みを感じます。

Track List

1. 螺鈿幻想
2. ヴェクサシオン
3. 木霊(こだま)
4. 人形地獄
5. 夜笑う
6. セルロイドの空
7. エピローグ

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ALL ABOUT EVE / All About Eve

1987,UK

紅一点のジュリアンヌ・リーガン(Vo)を擁する英国の4人組ロックバンドALL ABOUT EVEの1987年1stアルバムALL ABOUT EVE。

元YARDBIRDSのポール・サミュエル・スミスがプロデュースしてます。サイケ、フォークなどを幅広く包含しつつもキャッチーなメロディを有した音楽性は非常にポピュラリティのあるものです。
その多彩なバックグラウンドの源泉となっているのがティム・ブリッチェノ(G)。ソングライティングは勿論、モジュレーション系エフェクトをうっすらと掛けた独特のエレキによるカッティング、トラッドの影響も感じさせるアコギのアルペジオ、など曲調に合わせた引き出しの多いプレイでサウンドの土台を支えています。そこにジュリアンヌの憂いを秘めた美声による歌唱が乗ることで、冷ややかな湿り気を帯びたALL ABOUT EVE独特の個性が確立されています。

軽快な中にもサビが胸キュンなロックン・ロール#1。
ヴァイオリンをゲストに迎えエキゾチックなムードを醸し出すフォーク#2。
ゴシックなムードの序盤と開放感あるサビの起伏が堪らない#3。
アコギのミステリアスなアルペジオが美しいマイナーな叙情フォーク#4。
メロディックなゴシック・チューン#5。
モーダルな旋律が独特のムードの#6。サビのコーラス・ハーモニーが美しいエピック・チューン#7。
霧のようなストリングスをバックにジュリアンヌがモーダルな響きの歌唱を聴かせる#8。叙情POPな#9。
ピアノとストリングスが翳りを醸成する#10。
アコギがリードしリコーダーが美しく絡むトラッドっぽい雰囲気の#11。
アコギのコード・カッティングをストリングスとコーラスによるオブラートが包み込み幻想的なムードを湛えた#12。
ゴシックな質感を持つロックな#13。
叙情的にラストを締めくくる#14。

等々、陰影を帯びたフック満載の展開でプログレッシブに迫る全14曲。

Track List

1.Flowers in Our Hair
2.Gypsy Dance
3.In the Clouds
4.Martha's Harbour
5.Every Angel
6.Like Emily
7.Shelter from the Rain
8.She Moves Through the Fair
9.Wild Hearted Woman
10.Never Promise (Anyone Forever)
11.Apple Tree Man
12.What Kind of Fool
13.In the Meadow
14.Lady Moonlight

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DAVE STEWART / Broken Records the Singles

1987,UK

HATFIELD AND THE NORTHやBILL BRUFORDとの活動でお馴染みデイヴ・スチュワートと70年代フォーク・バンド SPIROGYRAで儚げな美声を聴かせていたバーバラ・ガスキンのユニット。

バーバラ・ガスキンはハットフィールドにも”ノーセッツ”という女性3人組コーラスグループとして参加していたから、デイヴがその時に目を付けたんでしょう。それにしても、何というポップさ!元々プロデュース気質な所もあったデイヴ。HATFIELDではプレイヤーに徹し、BRUFORDでは一歩引いてソング・ライティングや全体のサウンドに気を配り、と進化してきた究極の姿がここに。
小難しい音楽をやってたのがウソのような明快なPOPサウンドをプロデュースしてます。
シンセのアンサンブルがゴージャスな80年代って感じ。

#1~#6がカヴァー、#7以降はオリジナル。シングルを集めたアルバムなんですがオシャレでPOPなムードで全体が統一されてます。
そして注目のバーバラ・ガスキンなんですが、そんな敏腕プロデューサー デイヴに乗せられたのか、ウルトラPOPに歌い上げてます。少々しゃくったりもして。この辺はデイヴの指示なんでしょうか?

Track List

1.I'm In A Different World
2.Leipzig
3.It's My Party
4.Johnny Rocco
5.Siamese Cat Song
6.Busy Doing Nothing
7.Rich For a Day
8.Waiting In The Wings
9.The Emperor's New Guitar
10.The Hamburger Song
11.Henry And James
12.The World Spins So Slow

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PAGENT / 仮面の笑顔

1987,JAPAN

「人形地獄」、ポップな「真夏の夜の夢」、歌唱パートをリメイクした「ヴェクサシオン」、ジャジーな「仮面の笑顔」、カッコ良い「奈落の舞踏会」、「蜘蛛の館」の6曲を収録したミニ・アルバム。「ヴェクサシオン」はこっちのバージョンが好きです。

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VERMILION SANDS / Water Blue

1987,JAPAN

RENAISSANCEやSOLSTICEの影響を感じさせる、女性ボーカルをフィーチュアした日本のプログレッシブ・ロック・バンドVERMILION SANDSの唯一作。

トラッドをアレンジした荒涼としたムードがオープニングにぴったりなワクワク感をもたらす#1。本家もお得意なリディアン・モードの神秘的な歌メロに変拍子、アコギ、マンドリン等アコースティック楽器に太いアナログ・シンセ、ピアノも総動員して先人達のコピーに止まらない独自のオーガニックでシンフォニックな世界を構築した大作#2。叙情的なエレクトリック・フォーク#3。透明感あるスキャットによる伸びやかなパートとヴァイオリンやベースがユニゾンでスリリングなアンサンブルを聴かせるインスト・パートを持つ#4。日本語詩を活かした叙情的なムードに、フレットレス・ベースのまろやかなソロが印象的な#5。軽快で高揚感に溢れる#6。清楚なボーカルがシンセ・ストリングスの海をたゆたう#7。等々、珠玉の楽曲群で蝋山陽子(Vo)のソプラノ・ヴォイスが時に優しく、時に神秘的な美声を聴かせます。

Track List

1. My Lagan Love
2. 時の灰(Ashes of the Time)
3. In Your Mind
4. Coral D~The Cloud Sculptors
5. 北本
6. Living in the Shiny Days
7. The Poet

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ALL ABOUT EVE / Scarlet and Other Stories

1989,UK

歌姫ジュリアンヌ・リーガン擁する英国のロック・バンドALL ABOUT EVEの1989年2ndアルバムScarlet and Other Stories。

ティム・ブリッチェノ(G)がタイトル曲#4や#6でのアコギによるブルージーなアプローチ、メロディック叙情チューン#2,#8でのエレキによるメロディアスなプレイ等々、幅広いスタイルで才能を発揮しています。
そしてそれらの集大成が不滅のメランコリック・ゴシック・エピック・チューン#5。時代を超越した名曲です。メロディアスでいて風変わりなメロディ、ストリングスの冷ややかな質感、ジュリアンヌも繊細なコーラスのオーバーダブとか、かなりがんばってます。

ニュー・ウェイブやゴシック・ロックにカテゴライズされがちなALL ABOUT EVEですが、ジュリアンヌの少し鼻にかかった可憐な歌唱とトラッドやサイケのルーツを感じさせる楽曲の存在でプログレ・ファンにも評価が高い1枚です。

Track List

1. Road to Your Soul
2. Dream Now
3. Gold and Silver
4. Scarlet
5. December
6. Blind Lemon Sam
7. More Than the Blues
8. Tuesday's Child
9. Pieces of Our Heart
10. Hard Spaniard
11. Empty Dancehall
12. Only One Reason
13. Pearl Fisherman

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MAGDALENA / Magdalena

1989,JAPAN

日本のバロック風プログレ・バンドMAGDALENAの1989年作。

徳久恵美(Vo)のソプラノ・ボーカルと時に対位法を取り入れたクラシカルな旋律が絶妙のマッチング。ページェントの永井博子やテラ・ローザの赤尾和重もゲスト参加。
このギターの人は間違いなくランディ・ローズのファンだ。10分超の大作#5なんてアコギ/エレキのアンサブルからドラマティックなギター・ソロ、全体の雰囲気までOZZY OSBOURNEのDiary of a Madmanそっくりだもん。
シルバー・エレファントで見た時も白のレス・ポール・カスタム弾いてたし。バロック調からハード・ロック、昼ドラ風ムード歌謡までてんこ盛り。とにかく全曲良いです。

Track List

1. Leanhaun Shee
2. Anna Magdalena
3. Shadow
4. Walts
5. Omen
6. Lagrima

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NENA / Wunder Gescheh’n

1989,GERMANY

1989年リリースのネーナ・ケルナー(Vo)のソロ。どんな曲であろうがネーナの声が乗ると、独特の世界になってしまう強烈な個性。でも元々歌唱で聴かせるタイプじゃないだけにちょい厳しいかも。やはりウヴェのシンセ、カルロのギター、ユルゲンのベース、ロルフのロックなドラムがあってこそ初めてネーナのボーカルが輝いていたんだなぁ。

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STARLESS / Silver Wings

1989,JAPAN

元SCHEHERAZADEの大久保寿太郎(B)を中心に結成されたプログレッシブ・ハード・ロック・バンドSTARLESSの1989年1stアルバム。

シンフォニックなシンセとハード・エッジな中川隆雄(G)のバッキングが融合、サビの5拍子が印象的なSTARLESSの代表曲でアンコールの定番曲でもある大久保作曲の#2。
ディレイを使用したサビのボーカルがカッコ良い#3。
妖しいムードの#4。
NOVELAの五十嵐久勝がコーラスで参加、中間部に分厚いシンセのソロを挿入した#5。
ストレートな美声にウィスパー・ヴォイスやロックな歌唱など宮元佳子(Vo)の様々な魅力が味わえるドラマティックなハード・ロック#6。
オールドスクールなギター・リフに乗ったハード・ロックながらシンフォニックなシンセ・ソロが強烈な印象の#7。
大阪でギター講師もやっていた中川の繊細なクラシック・ギターをイントロに配したハード・ムード歌謡とでも言うべき#8。
シンセのリフが勇壮なライブ終盤の定番#9。

基本はハード・ロックですがシンフォニックなシンセのアレンジやドラマティックな楽曲構成にプログレのテイストも。ハード・ロックにしては線の細い宮元のボーカルですが、それが逆にSTARLESSの個性になっています。
ファンタジックなジャケット・アートはゲーム ファイナル・ファンタジー・シリーズのイラストでお馴染み天野喜孝。NOVELAの平山照継がプロデュースしてます。

Track List

1. Prologue
2. Silver Wings
3. I Look in Your Eyes
4. Aphrodisiac
5. In the End
6. Breath
7. Dazzling Desire
8. Impression
9. Un-Dreaming

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ERIKA / Cold Winter Night

1990,SWEDEN

イングヴェイ・マルムスティーンの元元妻エリカ(Vo)の1stアルバムCold Winter Night。

イングヴェイが#9で参加しているということで、それ聴きたさに軽い気持ちで購入したら、何とABBA MEETS HRとでも表現できそうな透明感ある極上のハード・ポップが全編に渡り展開されており驚愕。
メロディアスな楽曲が粒揃いで、エリカも健康的なセクシー路線で曲調に合わせて硬軟織り交ぜた歌唱を聴かせます。

シンセの重厚なストリングスとギターの刻みにエリカの切ない歌唱が乗るドラマティックなオープニングに期待で胸が高まる序曲#1。
#1を引き継ぐ#2は、早くもアルバムのハイライトと言える叙情ハード・ポップの名曲。クラシカルで端整なコード進行の序盤に漂う静かに凍てついた透明感と、映画STREET OF FIREの主題歌Tonight Is What It Means to Be Youngを思わせる壮大なコーラスで盛り上げるサビの激情とのギャップが堪りません。
キャッチーな#3、伸びやかな歌唱の#4、ムーディなパートの抑えた歌唱もなかなかな#5、と続くポップな佳曲。
吹雪のSEで始まりブ厚いシンセとハード・エッジなギターのリフがリードするハード・ロック#6。サビ・メロで感じる何となくABBAっぽい北欧叙情が最高。
サビの転調にハッとする#7。
アコースティックなタッチを取り入れたバラード#8。
イングヴェイのギター・ソロをフィーチュアした、サックスが奏でるサイレンのようなリフが印象的なアップテンポの#9。曲のムードにぴったり合いつつも、イングヴェイならではの個性を発揮した流麗なギター・ソロが見事です。
マイナーな美メロのバラード#10。そして、#10のフレーズを基に徐々に盛り上がるドラマティックかつ壮大なオーケストレーションでアルバムを締めくくる#11。テーマ・メロディをリフレインするギターのクリーンなトーンに心が洗われるような清涼感が漂います。

#1からマイ・アンセム#2の流れがいつ聴いても完璧。

Track List

1. Prelude
2. Together Were Lost
3. Line Of Fire
4. Hurting So Bad
5. Heavenly
6. Cold Winter Night
7. Living Like A Hurricane
8. Love In Vain
9. Emergency
10. Last Call For Love
11. Postlude

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PROVIDENCE / And I’ll Recite on Old Myth From

1990,JAPAN

日本のプログレ・バンドPROVIDENCEの1990年作And I’ll Recite on Old Myth From(伝説を語りて)。

ジャズを通過したことが明らかな独創性あふれるメロディ満載の変態プログレ。久保田陽子(Vo)はじめ各メンバーのテクニックも申し分無くクオリティは最高レベル。日本に生まれてなかったら、きっと大成功していたことだろう。長尺、変拍子、ギター・ソロ、ベース・ソロ入りの#1から既にクライマックス。全部で50分超で収録曲4曲!というのもイイ感じだ。

Track List

1. Galatea
2. Eternal children
3. Dream seeker's mirage
4. And I'll recite an old muth from...

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ALL ABOUT EVE / Touched by Jesus

1991,UK

英国の4人組ロックバンドALL ABOUT EVEの1991年3rdアルバムTouched by Jesus。

ジュリアンヌ・リーガン(Vo)と恋仲だったソングライターのティム・ブリッチェノ(G)が恋の破局とともに傑作2ndアルバム”Scarlet and Other Stories”を最後に脱退。バンドは存続を危ぶまれましたが、オーストラリアのサイケ・バンドTHE CHURCHのマーティ・ウィルソン・パイパー(G)がTHE CHURCHとの掛け持ちでALL ABOUT EVEに加入、早速ソングライティングにも関わり新風を送り込みました。
仄かなトラッド風味や湿っぽい叙情味など前作まで存在した要素が大きく減退し、軽やかなポップ・フィーリングがアルバム全体を覆っています。この辺りにはレコード会社からのプレッシャーもあったのかも知れませんが、ジュリアンヌの憂いを含んだ歌声に意外とフィットしていると思いますね。

「あなたのギターの調べと一緒の時しか歌わないなんて言ったのは嘘をついただけ」なんていう強烈な歌詞を含むティムとの日々を揶揄した#2、あれこれと口を挟むレコード会社を批判した#4など題材もファンタジー的なものから現実をテーマにしたものに変化してきています。
そんな中、ゴシックなムードを感じさせる#1や#9、しっとりとした#7や#11等のメランコリックなナンバー、ゲストのヴァイオリンをフィーチャーしたエキゾチックな#10など従来のALL ABOUT EVEらしいテイストの楽曲も存在し、バランス良い仕上がりになっています。
又、#3、#11にはPINK FLOYDのデヴィッド・ギルモア(G)がゲスト参加しております。

Track List

1. Strange Way
2. Farewell Mr. Sorrow
3. Wishing the Hours Away
4. Touched by Jesus
5. Dreamer
6. Share It with Me
7. Rhythm of Life
8. Mystery We Are
9. Hide Child
10. Ravens
11. Are You Lonely

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ERIKA / In the Arms of a Stranger

1991,SWEDEN

イングヴェイ・マルムスティーンの元元妻エリカ(Vo)の2ndアルバムIn the Arms of a Stranger。

イントロ#1に続く、サビがキャッチーな実質オープニング・チューン#2。
シンセの透明感溢れるアレンジによるパワー・バラード風な#3。
サビのブラス・ストリングスが1stのタイトル・チューンを想起させる#5。
中間部に美しいインストゥルメンタル・パートを擁したドラマティックなバラード#6。
シンセのカラフルなアレンジが光る哀愁のサビを持つ#7。
キラキラしたシンセが爽やかなサビメロにマッチした#8。
サックスのリフがリードするアップテンポの#10。

1stと同じブレインのペンになる楽曲、ほぼ同じミュージシャンでのレコーディングということで、概ね前作を踏襲した作りとなっています。しかしながら、ハード・ロックなエッジとドラマティックな北欧叙情が減少し、より爽やかで快活なポップスとなった印象。
親しみ易いメロディと、余裕が出てきたからか、エリカの程好く力の抜けた伸びやかな歌唱が楽しめます。

Track List

1. 6.AM
2. Wake Me Up When The House Is On Fire
3. Rock Me Into Heaven
4. Games We Play
5. Easy Come, Easy Go
6. In The Arms of A Stranger
7. Made of Stone
8. Walk Into My Heart
9. Shadows In Rain
10. Danger In Disguise
11. Fall From Grace

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STARLESS / Unpublished Live Selection

1991,JAPAN

STARLESSの1991年作。ライブの定番でありながらスタジオ盤に収録されて無い曲が入ってます。新ボーカリストの西垣の太い声質はちょっと合ってないと思う。

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ALL ABOUT EVE / Ultraviolet

1992,UK

前作”Touched by Jesus”がセールス的に振るわず、レコード会社をフォノグラムからMCAに移籍。プロデュースもバンドのセルフ・プロデュースとなり、勝負を掛けたALL ABOUT EVEの1992年4thアルバムUltraviolet。

サイレンのようなSEがリードするジュリアンヌ・リーガン(Vo)のウィスパー歌唱が衝撃の#1。
モジュレーションを掛けたギターのアルペジオがもたらす浮遊感にウィスパー歌唱が絶妙のマッチングを見せるゴシックなムードの#4。
サビが神秘的な美しさを持つ、沈み込むような#6。
ジュリアンヌがシタールやメロトロンもプレイし、モーダルで独特なムードを醸成する#7。
静と動を行き来し、動のパートでは英国ハード・ロック風ダイナミズムも感じさせる#8。
とても英国的な翳りを湛えた8分超の大作#11。
等、バラエティに富みつつも全体のイメージはアンニュイなムードで統一。
そしてそんな中にもALL ABOUT EVEらしいキャッチーなメロディとフックがキラリと光り、深みを増した音楽性により時代を超越した普遍的な魅力を持ったアルバムに仕上がりました。
しかし、ビデオ・クリップではジュリアンヌが濃い目のメイクに露出度の高いドレスを着用するなど、かなりのイメージ・チェンジと作風の違いで初期からのファンは戸惑ったのか、セールスも芳しく無くバンドは解散してしまいます。

Track List

1. Phased
2. Yesterday Goodbye
3. Mine
4. Freeze
5. The Things He Told Her
6. Infrared
7. I Don't Know
8. Dream Butcher
9 Some Finer Day
10. Blindfolded Visionary
11. Outshine the Sun

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STARLESS / Song of Silence

1992,JAPAN

STARLESSの1992年作。

ガーが広島は因島出身の峯松真由美(Vo)にチェンジ。ハイ・トーンをこなしつつ女性らしい優しさも感じさせるこの人の歌が一番好きです。中川隆雄(G)のアコギと峯松のボーカルによる名刺代わりの小曲#2を皮切りに魅力的な歌が堪能できる名盤。勿論インスト陣もますますパワー・アップでドライヴィング・ハード・ロックな#3、変態プログレッシブ・ポップ・チューン#7、ドラマティック・プログレ曲#10等で練られたアレンジと充分なテクニックを披露。一方、フォークな#5や童話チックな#9では峯松の歌とムーディな雰囲気にウットリします。

Track List

1. Song Of Silence(Beginning)
2. Objet de Glace
3. Aim Your Heart
4. For Epicurasist
5. Another Horizon
6. The Lose Ends
7. Again(Under The Only One Sky)
8. Caught By The Night
9. Tale Of The Flying Carpet
10. Song Of Silence

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