GIRL のレビュー

GIRL / Sheer Greed

1980,UK

英国のヘヴィ・メタル・バンドGIRLの1stアルバムSheer Greed。

NWOBHMの波に乗り日本でも音楽誌で紹介されると、フィリップ・ルイス(Vo)やフィル・コリン(G)のメイクを施したグラムっぽいルックスの良さで一躍大人気に。
フィリップの若さに任せたヘタウマ・ボーカル、フィルの高速マシンガン・ピッキングによるギター・ソロをフィーチャー、メタル然とした怒涛の6弦開放Eの3連刻みリフがカッコ良い永遠のマイ・アンセム#1を始め佳曲揃い。
屈折した翳りとミステリアスなムードでGIRLらしい個性を発揮した#2、#4、#10。シンプルなリフとキャッチーなメロディ・ラインの#3、#6、#11、#12やKISSのカヴァー#7では妖しくもPOPなグラム風テイストも漂わせています。
ルート音+5度のパワーコード中心の安直なリフを元に曲を構成する同時期の並みのバンドとは一線を画した個性的な曲づくりと屈折したムードで音楽性も高く、メインソングライターのフィルが後にDEF LEPPARDで大成功を掴むのも納得です。
フィリップはTORMEなどを経てアメリカに移りL.A. GUNSを結成します。

Track List

1. Hollywood Tease
2. Things You Say
3. Lovely Lorraine
4. Strawberries
5. Little Miss Ann
6. Doctor Doctor
7. Do You Love Me
8. Take Me Dancing
9. What's Up?
10. Passing Clouds
11. My Number
12. Heartbreak America

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GIRL / Wasted Youth

1982,UK

単純なリフで押し捲るバンドが多かったNWOBHM期のバンド群の中でも、独特の翳りを持ったサウンドで異彩を放っていたGIRLの2ndアルバムWasted Youth。
ドラマーがデイヴ・ゲイナーからピート・バーナクル(Dr)に交代した他は1st同様のメンツ。

シャープで生々しいカッティングが印象的な#1。
ダークな中に叙情性を感じさせる#2。
単音リフとカッティングで役割分担したギターのアンサンブルが#3
ヘヴィでクールな#4。
NWOBHM時代の典型的リフをベースにキャッチーなサビに展開する#5。ギター・ソロではフィル・コリン(G)の壮絶な早弾きが楽しめます。
ホンキー・トンク・ピアノを加えたアレンジのロックン・ロール・ナンバー#6。
ムーディなパートから緊張感あるカッコ良いハード・ロックへ展開、マシンガン・ピッキングが唸りを上げるフィルのソロをフィーチュアした#7。
フィルのアーミングを使用したインテンスなソロが印象的な、キャッチーなサビのヘヴィなロックン・ロール#8。
ツイン・リードのハーモニーを挿入したノリノリのシャッフル・ナンバー#9。
アップテンポのハード・ロックン・ロール#10。

美形のフィリップ・ルイス(Vo)を前面に押したて、この頃はフサフサだったフィル・コリンも化粧を施したりと、グラマラスなルックスが話題だったGIRLではありますが、音楽性はギミック一切無しの硬派なハード・ロック。1stでは退廃的なムードを漂わせたり幅広い音楽性も感じさせていましたが、この2ndではロックン・ロール系が3曲も収録されており、よりストレートでキャッチーな方向に向かっていたようです。
フィル・コリンはこの後DEF LEPPARDに加入し世界的に成功。フィリップ・ルイスはバーニー・トーメとの活動の後、アメリカに渡りL.A.GUNSでデビューします。

Track List

1. Thru The Twilight
2. Old Dogs
3. Ice In The Blood
4. Wasted Youth
5. Standard Romance
6. Nice 'n' Nasty
7. McKitty's Back
8. 19
9. Overnight Angels
10. Sweet Kids

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