ROBERT WYATT のレビュー

ROBERT WYATT / Rock Bottom

1974,UK

飲酒しての落下事故による脊髄損傷で下半身不随となってしまったロバート・ワイアット(Vo/Key/G)の1974年2ndソロ・アルバムRock Bottom。

リチャード・シンクレア(B)、ヒュー・ホッパー(B)、フレッド・フリス(Viola)など、カンタベリー系ミュージシャンの協力を得て制作されております。繊細な歌声が静謐な叙情を醸し出すボーカル・ナンバー#1、#2。トランペットを中心としたサウンドスケープにメロディアスなボーカル・メロディが乗る、アヴァンギャルドでいながらキャッチーでもある#3。彼を支えた愛妻アルフィーに捧げた#4、#5。フレッド・フリスのヴィオラが印象的なアヴァンギャルドでシンフォニックな#6。ドラマーとしてユーモア感覚のあるジャズ・ロックを目指したSOFT MACHINEやMATCHING MOLEとは異なり、ボーカリストとして、よりトータル的な音楽表現を始めた転機となったアルバムです。

Track List

1. Sea Song
2. A Last Straw
3. Little Red Riding Hood Hit the Road
4. Alifib
5. Alifie
6. Little Red Robin Hood Hit the Road

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