ライブ・アルバム のレビュー

BADGER / One Live Badger

1973,UK

元YESのトニー・ケイ(Key)を擁する英国の4人組ハードロック・バンドBADGERの1973年1stアルバムOne Live Badger。

デビュー作にしていきなりライブということで、よほど腕に自身があったのか、それとも制作予算が無かったのか・・・その辺は不明ですが演奏はタイト。
鍵盤はブルース・ロックを基盤としたオルガンのプレイが中心ながら、シンセやメロトロン を効果的に使用しプログレ風味を取り入れたオリジナリティを発揮しようとの意欲が汲み取れます。
メインのリフやバッキング、オブリガードなどの構築度が高い分、サビ以外の部分でのヴォーカル・メロディのラフさが気になりますね。ハードロックらしいと言えばその通りではありますが、メロディと歌唱にもう一工夫あれば#5みたいなキャッチーな曲も一段と輝きを増し、バンドそのものも違うステージに行っていたはず。

ともあれ、メロトロン度は高いし、ライブならではの熱さとタイトな演奏が楽しめる好盤ではあります。
ジャケット・アートはロジャー・ディーン。

Track List

1.Wheel of Fortune
2.Fountain
3.Wind of Change
4.River
5.Preacher
6.On the Way Home

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DEEP PURPLE / Made in Europe

1976,UK

リッチー・ブラックモア最後のステージとなったパリ公演の模様を収録した鬼気迫るライブ。

Track List

1. Burn
2. Mistreated
3. Lady Double Dealer
4. You Fool No One
5. Stormbringer

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RENAISSANCE / Live at Carnegie Hall

1976,UK

英国プログレッシブ・ロックの華、RENAISSANCEのライブLive at Carnegie Hall。
1975年6月20日から3日連続で行われたニューヨークはカーネギー・ホールでの公演を収録。
曲目はアニー・ハズラム(Vo)期RENAISSANCEのそれまでのアルバム4枚(Prologue,Ashes are Burning,Turn of the Cards,Scheherazade)からの選曲となっており、ほぼベストといえるもの。

ライブでも完璧なアニー・ハズラムの美声、厚いコーラス、ジョン・キャンプ(B)がインプロビゼーションでがんばるDISC2 #2などライブ・バンドとしての力量を証明するナンバーも興味深いですが、最大の聴き所はやはりニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラを従えたDISC1 #3,#5,#6といったシンフォニックなナンバー、そしてやはり極めつけは大作DISC2 #1でしょう。
ミックスの影響なのかメリハリに今イチ迫力を欠いていたり、ブラス系がちょこちょこ音をはずしたりと、オーケストラが精彩を欠いている所も見受けられますが、スタジオ作ではアルバム毎に微妙に質感やテイストの異なっていたオーケストラ・パートを各曲同条件で聴けるのはうれしいですね。

Track List

DISC 1
1. Prologue
2. Ocean Gypsy
3. Can You Understand
4. Carpet of the Sun
5. Running Hard
6. Mother Russia

DISC 2
1. Song of Scheherazade
2. Ashes are Burning

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RAINBOW / On Stage

1977,UK

1976年の日本公演、ヨーロッパ・ツアーからの音源で構成されたRAINBOWのライブ・アルバムOn Stage。

様式美ハード・ロックを極めた後のスタジオ・バージョンよりもライブならではのカッコ良さが際立つ#1を含め、黄金メンバーの演奏が楽しめます。

Track List

1. Kill the King
2. Medley: Man on the Silver Mountain / Blues / Starstruck
3. Catch the Rainbow
4. Mistreated
5. Sixteenth Century Greensleeves
6. Still I'm Sad

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UFO / Stranger in the Night

1979,UK

ロック史に燦然と輝くUFOの1979年発表のライブ。

全編で熱く神がかりなマイケルのプレイが炸裂。Lights Outでの「ロンドン」をライブ録音会場の「シカゴ」と歌詞を変えて歌った際のオーディエンスのリアクションや、ポールがオルガンからギターに持ち替える瞬間などトリ肌ポイント多数。各曲がスタジオ盤の10倍のカッコ良さと感動をもたらします。ヴォリュームを絞った繊細な#4のイントロ、#7や#9のソロ等々、ここに収録された憑かれたようなマイケルのプレイはもはや常人には再現不能な領域に。

Track List

1. Natural Thing
2. Out in the Street
3. Only You Can Rock Me
4. Doctor Doctor
5. Mother Mary
6. This Kid's
7. Love to Love
8. Lights Out
9. Rock Bottom
10. Too Hot to Handle
11. I'm a Loser
12. Let It Roll
13. Shoot Shoot

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THIN LIZZY / Life Live

1983,IRELAND

THIN LIZZYの1983年ファイナル・ツアー時のライブ。

終盤では歴代ギタリストが次々に登場しスタジオ盤レコーディング時のラインナップで演奏。最後のThe Rockerではエリック・ベル、スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソン、ゲイリー・ムーア、ジョン・サイクスと5名のギタリストがステージに勢揃い。PA担当者は頭を抱えたであろうが、ファンにはうれしいサプライズだったようだ。各ギタリストが順にコールされると共に音が重ねられ、オーディエンスの熱狂も最高潮。音もワケわかんなくなっている熱いライブ盤だ。

Track List

DISC 1
1. Thunder and Lightning
2. Waiting for an Alibi
3. Jailbreak
4. Baby Please Don't Go
5. The Holy War
6. Renegade
7. Hollywood
8. Got to Give It Up
9. Angel of Death
10. Are You Ready

DISC 2
1. The Boys Are Back in Town
2. Cold Sweat
3. Don't Believe a Word
4. Killer on the Loose
5. The Sun Goes Down
6. Emerald
7. Black Rose
8. Still in Love With You
9. The Rocker

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VIENNA / Progress

1989,JAPAN

VIENNAの1989年作ライブ。

同年1月大阪ミューズ・ホールでのコンサートを収録。1stと2ndよりバランスよく選曲されている。ホルストの組曲『惑星』より木星をカヴァーしたインスト#5がなかなか聴かせる。

Track List

1. Opening
2. Gathering wave
3. Schvelle
4. Follow you
5. The Planets by Holst
6. The metamorphic time in paradise
7. Canone
8. Sleepless night

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YNGWIE MALMSTEEN / Trial by Fire

1989,SWEDEN

イングヴェイ・マルムスティーン(G)のソ連時代のレニングラードでのライブ1989年作。

メンツはOdysseyの4名にバリー・ダナウェイ(B)を加えた5名。#1,#2,#7等旧曲でもジョー・リン・ターナー(Vo)の歌との相性はバッチリ。イェンス・ヨハンソン(Key)のシンセ・ソロも熱い最高のライブ・アルバム。ハイライトは勿論インスト#4。ライブで聴くインギーのいかにもストラトっていう繊細なトーンが最高。

Track List

1. Liar
2. Queen in Love
3. Deja Vu
4. Far Beyond the Sun
5. Heaven Tonight
6. Dreaming (Tell Me)
7. You Don't Remember, I'll Never Forget
8. Guitar Solo (Trilogy Suite Op: 5/Spasebo Blues)
9. Crystal Ball
10. Black Star
11. Spanish Castle Magic

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IT BITES / Thank You and Goodnight

1991,UK

解散後の1991年に突如発売されたライブ。あれだけ複雑な曲をライブで完全に再現している。改めてミュージシャンシップの高さを知らしめた好盤。

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STARLESS / Unpublished Live Selection

1991,JAPAN

STARLESSの1991年作。ライブの定番でありながらスタジオ盤に収録されて無い曲が入ってます。新ボーカリストの西垣の太い声質はちょっと合ってないと思う。

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OZZY OSBOURNE / Live & Loud

1993,UK/USA

引退宣言したオジーのフェアウェル・ツアー「NO MORE TOURS」の模様を収録したライブ・アルバムLive & Loud。1993年作。

オジー時代の代表曲は勿論、ライブ定番のSABBATHクラシックスも。
武道館もそうだったけど、ランディの旋律をほぼ崩す事無く再現してくれたザックに、ランディを愛する者としての同朋意識とザックのランディへのリスペクトを感じた。
終盤のBlack Sabbathでは往年のSABBATHオリジナル・メンバーが集結、”引退”に花を添える。同時に発売されたレーザーディスクでは終演後幼い息子をステージに上げたオジーが息子にステージでのロックスターの作法を教えるシーンでジーンときたもんだが・・・見事に騙されました。

Track List

Disc1
1. Intro
2. Paranoid
3. I Don't Want to Change the World
4. Desire
5. Mr. Crowley
6. I Don't Know
7. Road to Nowhere
8. Flying High Again
9. Guitar Solo
10. Suicide Solution
11. Goodbye to Romance

Disc2
1. Shot in the Dar
2. No More Tears
3. Miracle Man
4. Drum Solo
5. War Pigs
6. Bark at the Moon
7. Mama, I'm Coming Home
8. Crazy Train
9. Black Sabbath
10. Changes

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KING CRIMSON / The Night Watch

1997,UK

Starless And Bible Blackの元ネタとなった1973年11月23日アムステルダムでのライブThe Night Watch。
BBCの放送用音源だったこともあり、長年ブートが出回っていた。

インプロビゼーションのDISC1 #6, DISC2 #1の他、Starless And Bible Blackではイントロのみ採用されたDISC1 #5のボーカル・パート以降の本来の姿が聴けるなど、資料的価値が高い。
後にデヴィッド・クロス(Vln/Key)がバンドを去る原因となったインプロビゼーションでの大音量もここでは適度に保たれており、徐々にクレイジーになっていくDISC2 #4でもノイジーなギターに対抗しヴァイオリンでアグレッシヴにプレイしています。
ロバート・フリップ(G/Mellotron)、ジョン・ウェットン(B/Vo)、ビル・ブラッフォード(Dr)、デヴィッド・クロスという最強メンツで演奏されるDISC2 #6も、ヴァイオリンがもたらす新鮮なフレイバーや抜群の呼吸でインプロビゼーション・パートを仕切るリズム・セクションなども興味深いものがあります。

Track List

Disc 1
1. Easy Money
2. Lament
3. Book of Saturday
4. Fracture
5. The Night Watch
6. Improvisation: Starless and Bible Black

Disc 2
1. Improvisation: Trio
2. Exiles
3. Improvisation: The Fright Watch
4. The Talking Drum
5. Larks' Tongues in Aspic (Part II)
6. 21st Century Schizoid Man

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LED ZEPPELIN / BBC Sessions

1997,UK

ジミー・ペイジが英国営放送BBCよりマスター・テープを入手しデジタル・マスタリングを施した1970年頃の全盛時のライブ。
デイスク1の「モビー・ディック」の原曲みたいな#5、ありきたりなロックン・ロール#10は初登場の未発表曲。録音状態の良いディスク2の迫力は圧巻。

Track List

Disc 1
1. You Shook Me
2. I Can't Quit You Baby
3. Communication Breakdown
4. Dazed and Confused
5. The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair
6. What Is and What Should Never Be
7. Communication Breakdown
8. Travelling Riverside Blues
9. Whole Lotta Love
10. Somethin' Else
11. Communication Breakdown
12. I Can't Quit You Baby
13. You Shook Me
14. How Many More Times

Disc 2
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed and Confused
6. Stairway to Heaven
7. Going to California
8. That's the Way
9. Whole Lotta Love/Boogie Chillun'/Fixin' to Die/That's Alright Mama/A Mess of Blues
10. Thank You

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RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part1

1997,UK

英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの、1997年に突如リリースされたKING BISCUIT FLOWER HOURのライブAt the Royal Albert Hall。

1977年10月14日にイギリスはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで収録。
アニー・ハズラム(Vo)がジャケットのPART1の後にしばらく置いてからマイケル・ダンフォード(G)のPART2がリリースされ、やきもきさせました。
曲目はLive at Carnegie Hallのそれとダブる代表曲に加え、当時の最新アルバムNovellaからの3曲が聴ける貴重盤。KING BISCUIT FLOWER HOURというラジオ番組の放送用音源ということで録音は概ね良好。
時折ハウったり、裏でノイズが鳴りっぱなしの部分もありますが、そんなマイナス要因を払いのける程ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの演奏が活き活きしてます。
そのオーケストラのがんばりもあって、PART1 #4やPART2 #4などスタジオ盤では神秘的な美しさを感じさせた楽曲が、ライブにおいてはオペラティックなまでに荘厳な迫力を伴って演奏される様は圧巻です。
収録曲、ダイナミックレンジの観点からRENAISSANCEのライブ・アルバムを選ぶとすれば断然このAt the Royal Albert Hall。特にSong of Scheherazadeの躍動感はLive at Carnegie Hallよりも数倍良いですよ。

PART2のラストには70年代末のスタジオ未発表曲Youもオマケで収録。
時代を反映したPOPな要素とプログレッシブなテイストが巧く融合しきらないもどかしさはあるものの、ドラマティックな要素もあるなかなかの佳曲。

Track List

1. Prologue
2. Can You Understand
3. Carpet of the Sun
4. Can You Hear Me
5. Song of Scheherazade

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RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part2

1997,UK

RENAISSANCEのKING BISCUIT FLOWER HOURのライブAt the Royal Albert Hall Part2。

Track List

1. Running Hard
2. Midas Man
3. Mother Russia
4. Touching Once(is So Hard to Keep)
5. Ashes are Burning
6. Prologue
7. You

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BLACK SABBATH / Reunion

1998,UK

1997年12月5日地元バーミンガムでのオリジナルメンバーによるBLACK SABBATH再結成ライブ。名曲ばかりなのでベストアルバムとしても使えるな。やっぱりサバスはこのドロドロ感だな。

Track List

Disc 1
1. War Pigs
2. Behind the Wall of Sleep
3. N.I.B.
4. Fairies Wear Boots
5. Electric Funeral
6. Sweet Leaf
7. Spiral Architect
8. Into the Void
9. Snowblind
Disc 2
1. Sabbath Bloody Sabbath
2. Orchid/Lord of This World
3. Dirty Women
4. Black Sabbath
5. Iron Man
6. Children of the Grave
7. Paranoid
8. Psycho Man
9. Selling My Soul

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GATHERING / Superheat A Live Album

1999,NETHERLANDS

1999年の地元オランダでの公演を収録した、オランダの(元)ゴシック・メタル・バンドGATHERINGのライブ・アルバムSuperheat。

アンビエントに進化した最新作How To Measure A Planet ?から6曲(#1,#3,#4,#5,#6,#9)、ゴシック・メタル時代のNighttime Birdsから2曲(#2,#8)、Mandylionから2曲(#7,#10)と、アネク・ヴァン・ガースバーゲン(Vo)加入後3作品から選曲された全10曲を収録。

幽玄なシンセを中心に淡々としたバンドの演奏にアネクの艶やかな歌唱が乗る#1。
一転してゴシック・メタルな#2へ。強靭な歌声と繊細な歌声を場面に応じて完璧に使い分けるアネクの驚異の歌唱が見事です。
サビではアネクのパワフルな歌唱と相まってメタルなテイストが濃くなる、サンプルの無機質なビートに乗った#3。
程好く会場が暖まった所で、異色のノリノリ・ナンバー#4、内省的な#5,#6、とHow To Measure A Planet ?からの楽曲が続くも会場の反応は上々。
そして、アネクの威風堂々たる歌唱が堪能できる彼らの歴史を変えたゴシック・メタル・チューン#7。ギタリストが1人となったサウンドの穴を埋めるキーボードの多彩な演出がスタジオ盤以上に前に出ており、この時期のバンドの方向性とも巧くブレンドされています。
続いてゴシック・メタル期の名作#8と代表曲を続けてクライマックスを迎え、#9を挟んで、レネ・ルッテン(G)の操るテルミンをフィーチュアしたりとスタジオ・バージョンよりも大幅にトリップ感を増した#10。終盤に登場するアネクがエモーショナルな歌唱を聴かせます。

新作で大幅な音楽的変化があったにもかかわらず、ライブでは意外にも新旧のテイストが自然に融合しているのが面白いですね。
過渡期のバンドの生の姿を反映した記録的価値の高いライブです。

Track List

1. The Big Sleep
2. On Most Surfaces (Inuit)
3. Probably Built In The Fifties
4. Liberty Bell
5. Marooned
6. Rescue Me
7. Strange Machines
8. Nighttime Birds
9. My Electricity
10. Sand And Mercury

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RENAISSANCE / BBC Sessions

1999,UK

英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの、1999年にリリースされたライブ・アルバムBBC Sessions。
収録曲は、75年5月8日、76年5月25日、77年1月6日、78年8月19日の4つの時期にBBCの放送用音源として録音されたマテリアルからセレクトされたものとなっています。

A Song for All Seasonsからの楽曲が収録されたのも、このライブ盤が初。
ライブというとオーケストラと共演したCarnegie HallやRoyal Albert Hallが思い浮かびますが、本作はオーケストラ無しで全てバンドのみの演奏。
やはりジョン・タウト(Key)がピアノ、シンセ、ソリーナと大活躍でオーケストラのパートを再現するのは当然としても、アニー・ハズラム(Vo)がスキャットで器楽パートを補完したり、テレンス・サリヴァン(Dr)がティンパニや銅鑼を轟かせたり、ジョン・キャンプ(B)がエフェクトで様々な音色を弾き出したり、スタジオ・バージョンでは気づかなかった男性陣のブ厚いコーラスなど、あの壮大な楽曲をバンドだけでどうやって再現していたのかという答えがここに。

オーディエンス・ノイズがカットされている部分があったりして、ライブとしての盛り上がりに欠けるきらいはありますが、オーケストラが排除されたことでメンバー個々のプレイが浮かび上がり、RENAISSANCEはライブ・バンドとしても凄かったという事を証明する資料的価値の高い作品です。

Track List

DISC 1
1. Prologue
2. Vultures Fly High
3. Midas Man
4. Day Of The Dreamer
5. Touching Once
6. Song Of Scheherazade

DISC 2
1. Can You Hear Me
2. Ocean Gypsy
3. Carpet Of The Sun
4. Mother Russia
5. Running Hard
6. Ashes Are Burning

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FLOWER KINGS / Alive on Planet Earth

2000,SWEDEN

2000年発表の2枚組ライブAlive on Planet Earth。

DISC1は1998年の北米ツアー、DISC2は1999年の日本公演を収録。
DISC1では正式メンバーのトマス・ボーディン(Key)の代打でロバート・エングストランドがプレイ。微妙なシンセのポルタメント感が違うので名曲#1のイントロに若干の違和感も。突き抜け感が微量だが少ないんですよ。
それはともかく初期の代表曲がセレクトされており、満足です。
GENESISのカヴァー#5は面白いですが、カヴァー入れるなら他にもっとライブで聴きたいオリジナル曲があるのになー。この辺りの評価は人それぞれでしょうか。

トマス・ボーディンのダーティなオルガンが活躍するDISC2は圧巻。
特にDISC2の#4はライブ向きの良い曲ですね。それに何と言ってもロイネ・ストルト(G/Vo)のギター・トーンが素晴らしい。官能的なトーンによるインプロビゼーションが生々しく味わえるのはライブならではです。

Track List

DISC 1
1. There Is More to This World
2. Church of Your Heart
3. Judas Kiss
4. Nothing New Under the Sun
5. Lamb Lies Down on Broadway

DISC 2
1. Big Puzzle
2. Sounds of Violence
3. Three Stories
4. In the Eyes of the World
5. Flower King
6. Stardust We Are, Pt. 3

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RENAISSANCE / Day of the Dreamer

2000,UK

英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの、2000年にリリースされたライブ・アルバムDay of the Dreamer。

クレジットが無いので推測ですが、曲目からいくと1978年のアルバムA Song for All Seasonsリリース後のライブを収録したものと思われます。
ライブ音源としては#4,#6が初出。この時期、Song of Scheherazadeは既にセットリストに入っていなかったのかも知れませんが、そのかわりに大作#3,#6が聴き応え充分。
全編オーケストラ無しでバンドのみの演奏ですが、ピアノを中心に多彩な鍵盤を操るジョン・タウト(Key)をはじめ、#3中間部の7拍子インストパートでアニー・ハズラム(Vo)がシンセとユニゾンのスキャットを決めたりとメンバーが奮闘。特に#3,#6でドライブ感抜群のプレイを聴かせるジョン・キャンプ(B)の様々なトーンが、あまり聴こえないマイケル・ダンフォード(G)のギター以上に存在感抜群で印象に残ります。

また、定番曲Can You Understandを冒頭2分少々のインストパートで切り上げ、The Vultures Fly Highに繋げる#5やジョン・タウトがピアノのイントロ・フレーズをトチっちゃう#9のように、ライブならではの演出やハプニングも興味深いです。

Track List

1. Can You Hear Me
2. Carpet of the Sun
3. Day of the Dreamer
4. Back Home Once Again
5. Can You Understand/The Vultures Fly High
6. Song for All Seasons
7. Prologue
8. Ocean Gypsy
9. Running Hard

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