RENAISSANCE のレビュー

RENAISSANCE / BBC Sessions

1999,UK

英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの、1999年にリリースされたライブ・アルバムBBC Sessions。
収録曲は、75年5月8日、76年5月25日、77年1月6日、78年8月19日の4つの時期にBBCの放送用音源として録音されたマテリアルからセレクトされたものとなっています。

A Song for All Seasonsからの楽曲が収録されたのも、このライブ盤が初。
ライブというとオーケストラと共演したCarnegie HallやRoyal Albert Hallが思い浮かびますが、本作はオーケストラ無しで全てバンドのみの演奏。
やはりジョン・タウト(Key)がピアノ、シンセ、ソリーナと大活躍でオーケストラのパートを再現するのは当然としても、アニー・ハズラム(Vo)がスキャットで器楽パートを補完したり、テレンス・サリヴァン(Dr)がティンパニや銅鑼を轟かせたり、ジョン・キャンプ(B)がエフェクトで様々な音色を弾き出したり、スタジオ・バージョンでは気づかなかった男性陣のブ厚いコーラスなど、あの壮大な楽曲をバンドだけでどうやって再現していたのかという答えがここに。

オーディエンス・ノイズがカットされている部分があったりして、ライブとしての盛り上がりに欠けるきらいはありますが、オーケストラが排除されたことでメンバー個々のプレイが浮かび上がり、RENAISSANCEはライブ・バンドとしても凄かったという事を証明する資料的価値の高い作品です。

Track List

DISC 1
1. Prologue
2. Vultures Fly High
3. Midas Man
4. Day Of The Dreamer
5. Touching Once
6. Song Of Scheherazade

DISC 2
1. Can You Hear Me
2. Ocean Gypsy
3. Carpet Of The Sun
4. Mother Russia
5. Running Hard
6. Ashes Are Burning

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