RENAISSANCE のレビュー

RENAISSANCE / Dreams & Omens live at the Tower Theatre

2008,UK

2008年リリースの英国プログレッシブ・ロックの華、RENAISSANCEのライブDreams & Omens live at the Tower Theatre。
1978年のフィラデルフィア公演でオーケストラは無し。

#5や#6はこの手のオフィシャル・ライブ作品では初の収録じゃないでしょうか。
#5はマイケル・ダンフォード(G)が1番のサビからエレキに変えてるみたいですね。2番のアルペジオから明らかにトーンが違いますもんね。これはレアですね。
#5、#6以外はライブではお馴染みの選曲ながら、オケ無し時のRENAISSANCEならではの味が楽しめます。何と言ってもジョン・タウト(Key)がピアノ、ストリングス・アンサンブル、シンセと大活躍。それに忘れちゃいけないのがアニー・ハズラム(Vo)のクリスタル・ヴォイスによるスキャット。オーケストラ不在で音の厚みが薄くなるところを上手くカバーしてスタジオ・バージョンには無い、艶やかなテイストを醸し出してます。

それにしてもアニー。ライブを聴く度に思うんですが、音程・声の伸び・滑らかさと、どれをとっても完璧ですね。こんなお宝音源がまだあったとは。

Track List

1. Can You Hear Me
2. Carpet of the Sun
3. Day of the Dreamer
4. Midas Man
5. Northern Lights
6. Things I Don't Understand

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