EMERSON LAKE & POWELL のレビュー

EMERSON LAKE & POWELL / Emerson, Lake & Powell

1986,UK

ELP再結成を断ったASIAで成功したカール・パーマーに代わり、イニシャルが同じPのコージー・パウエル(Dr)を起用した、EMERSON, LAKE & POWELLの1986年唯一作。

時代を反映してキース・エマーソン(Key)のメイン楽器はシンセですが、勇壮なファンファーレを聴かせる#1,#3,#4では程良いブ厚さのサウンドが良い感じで、そのキャッチーなメロディの良さも相まって、ここ日本では長年スポーツやドキュメンタリー系のシリアスなTV番組にはもってこいのBGMとして重宝され続けています。プログレやロックに興味無い人でも#4のテーマ・メロディは絶対どこかで聴いた事があるはずです。多彩なシンセ・サウンドを操る#5、アコピとエレピで洒落たジャジーなプレイを聴かせる#6、ホルストの「惑星」から火星を取り上げた#8など、昔ほどの派手さはありませんが、さすがのセンスを発揮しています。#3のような格調高いアンセム風ナンバーからバラードの#7まで、幅広いテイストの楽曲をグレッグ・レイク(B/Vo)が抜群の表現力で歌い飽きさせません。又、注目のコージーはハード・ロック系バンドの時のような熱い躍動感は無いものの、ドッシリしたビートでスケールの大きなサウンドを支え、バンドの威厳を保ってます。ASIAやYESの成功に刺激されてのバンド結成だったんでしょうが、セールス的には振るわず、バンドはツアー後に解散してしまいます。時代を超えた普遍性を持ったメロディとサウンドが、なかなか良い。

Track List

1. The Score
2. Learning to Fly
3. The Miracle
4. Touch and Go
5. Love Blind
6. Step Aside
7. Lay Down Your Guns
8. Mars, the Bringer of War

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