EMERSON LAKE & PALMER のレビュー

EMERSON LAKE & PALMER / Emerson,Lake and Palmer

1970,UK

英国の3人組プログレッシブロック・バンドEMERSON,LAKE and PALMERの1970年1st。

この当時、オルガンを主体にしたロックというアイディアは誰しも考え付いたと思うが、それをギターレスでのトリオでやってのけた事こそ、このバンドの勝因であろう。折りしもムーグ・シンセサイザー等の新機材の登場もあり、それをいち早く導入したばかりか既に模範的な演奏を聴かせているという先見性にも注目。全編に渡りキース・エマーソンによるクラシックやジャズを背景にしたセンスとそれを具現化する各種鍵盤のプレイが中心ではあるが、グレッグ・レイクのメロディと美声が冴え渡る#6、カール・パーマーのドラム・ソロを配した#5、等々、3人それぞれをフィーチャーする曲も目立ち、メンバー個々の名詞代わりの1発的位置付けという意味では分かり易い仕上がりになってます。でも、やっぱりバンド・サウンドとして完成度の高いアンサンブルを見せ付ける、ダーティ・オルガンのリフがヘヴィな#3が好きですね、1番。中間部のクラシカルな展開がもたらす落差も、印象的なフックとなっています。

Track List

1. The Barbarian
2. Take a Pebble
3. Knife-Edge
4. The Three Fates
5. Tank
6. Lucky Man

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EMERSON LAKE & PALMER / Tarkus

1971,UK

ELPの1971年2nd。

何と言っても20分超のタイトル組曲#1が圧巻。ハモンドによる印象的な怒涛の5拍子リフが、架空の怪物タルカスがキャタピラで縦横無尽に暴れまわる姿を表現しきってます。一方、グレッグ・レイクのヴォーカルによる歌パートでは物語が抽象的に語られつつも、叙情性にホッと一息入れる余裕も聴き手に与える心遣いが嬉しいですね。Drのカール・パーマーは後のASIAでの醜態がウソのようにタイトなビートでタルカスの機関部となりバンドの推進力を高めてます。キーボード・トリオという構成でこれだけのドラマを構築されたらもう降参ですね。小品#2やタイトな演奏が聴ける#3でのホンキートンク調ピアノ、荘厳なオルガンに導かれる#4の後半でのクラシカルなピアノ等ピアノも素敵です。でもやっぱり#6のオルガンには血が沸き立ちますね。

Track List

1. Tarkus
Eruption
Stones of Years
Iconoclast
Mass
Manticore
Battlefield
Aquatarkus
2. Jeremy Bender
3. Bitches Crystal
4. The Only Way
5. Infinite Space
6. A Time and a Place
7. Are You Ready Eddy?

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EMERSON LAKE & PALMER / Pictures at an Exhibition

1971,UK

ELPの1971年3rd。

2ndアルバムTARKUSのレコーディング終了後にニュー・キャッスル・シティ・ホールにて収録されたムソルグスキーの「展覧会の絵」をモチーフにしたライブ。当初、TARKUSがリリースされたばかりとあって未発表音源となっていたが、ブートレグが出回ったためにその対抗策として正規盤でリリースされました。オリジナルのフレーズを発展させて、縦横無尽に弾き倒すキース・エマーソン(Key)のプレイが壮絶。テーマのPromenadeやブルージーなインプロビゼーションがスリリングな#6など、ハモンドの様々なトーンを中心に聴かせるのは勿論、フィルターでミュンミュンいわせた#2、ピッチをスムーズにコントロールした#4などNICE時代から取り入れていたモーグ・シンセサイザーをステージでも完璧に使いこなし世界中のミュージシャンに影響を与えました。又、グレッグ・レイク(B/Vo/G)のクリアな歌唱が効いていて、テーマを歌う#3では厳かに、ラストの#11では雄大にとサウンドのイメージを増幅。#4での見事なアコギ・ソロに叙情的な歌唱もハイライトのひとつとなっています。#12はアンコールの「くるみ割り人形」。キース・エマーソンのホンキートンク風ピアノが、カール・パーマー(Dr)の叩き出す走り気味のビートに乗って場内大興奮。

Track List

1. Promenade
2. The Gnome
3. Promenade
4. The Sage
5. The Old Castle
6. Blues Variation
7. Promenade
8. The Hut of Baba Yaga
9. The Curse of Baba Yaga
10. The Hut of Baba Yaga
11. The Great Gates of Kiev
12. Nutrocker

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EMERSON LAKE & PALMER / Brain Salad Surgery

1973,UK

荘厳なオルガンで幕を開ける#1のイントロからノック・アウト必至なELPの1973年5th。

キース・エマーソンのオルガンはもとよりグレッグ・レイクの歌声が気品に満ちています、オルガンがグイグイ引っ張るミステリアス&ヘヴィな#2でもムーグの味付けがスペイシーかつアバンギャルドでナイス。狂気のような前曲から打って変わって#3は優しいグレッグ・レイクのボーカルが癒してくれます。アコギのアルペジオも良いですね。#4はお約束のホンキートンク・ナンバー。チューニング甘めなピアノによる楽しい曲もELPの、っていうかキース・エマーソンの魅力ですね。そして#5。30分にも及ぶ長尺ながらELPのエッセンスが凝縮されており、どこを切ってもELP風フックの嵐。オルガン、ピアノ、ムーグは勿論大活躍。でも一番好きなのは、グレッグ・レイクによる(と思われる)エレキ・ギターによるスリリングにして荘厳なテーマ・メロディ。毎回、身震いするほどの感動と興奮を与えてくれます。

Track List

1. Jerusalem
2. Toccata
3. Still...You Turn Me On
4. Benny the Bouncer
5. Karn Evil 9: 1st Impression, Pt. 1
6. Karn Evil 9: 1st Impression, Pt. 2
7. Karn Evil 9: 2nd Impression
8. Karn Evil 9: 3rd Impression

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