MOODY BLUES のレビュー

MOODY BLUES / On the Threshold of a Dream

1969,UK

元々R&B色の濃いグループだったMOODY BLUESの1969年4thアルバムOn the Threshold of a Dream。

#2、#3に代表されるフォーク・ロックをベースにしたキャッチーなメロディと美しいコーラスで軽快に仕上がった楽曲が、クロスフェードしながら次々にメドレーの如く流れて行く様子は、ドライブしながらFMラジオを聴いているかのような印象で一気に聴けます。このあたりはアメリカ市場を狙った戦略的なものだったんでしょうか?実際ヒットチャートに入るくらい売れた模様で、後年立ち上げた自己レーベルの名前もこのアルバムから取ったThresholdだったあたり、バンドにとっても思い出深い作品ということなんでしょう。
そんな中、フルートが裏通りのペーソス感を醸し出す#2、コンパクトながらもスケールの大きなサウンドに仕上がった#6、あたりがメロトロンの活躍もあり特に耳を惹きますね。そして圧巻は、メロトロンの製造に関わっていたというマイク・ピンダー(Key)が書いたラストの3曲。メロトロンをシンフォニックに操り、ドラマティック&叙情的に盛り上げます。#12のピアノのリフレインが心に染み渡りますね。

Track List

1.In the Beginning
2.Lovely to See You
3.Dear Diary
4.Send Me No Wine
5.To Share Our Love
6.So Deep Within You
7.Never Comes the Day
8.Lazy Day
9.Are You Sitting Comfortably?
10.The Dream
11.Have You Heard, Pt. 1
12.Voyage
13.Have You Heard, Pt. 2

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MOODY BLUES / Every Good Boy Deserves Favour

1971,UK

MOODY BLUESの1971年7thアルバムEvery Good Boy Deserves Favour、邦題は「童夢」。

フォークをベースにした美しく親しみ易いメロディで紡がれた楽曲が切れ目無く心地良く綴られています。特にテクニカルでも複雑でも無いMOODY BLUESが、時にプログレ・バンドとして紹介されるのは音楽的な進歩を目指した姿勢もさることながら、やはりメロトロンでしょう。
Mike Pinder(マイク・ピンダー/Key)はメロトロンの出荷前検査の仕事をしていた人物で、その関係からメロトロンを知り尽くした演奏と独自のカスタマイズにより彼の使用していたメロトロンMkIIは俗に「ピンダートロン」と呼ばれたりなんかしています。
そんなメロトロンが惜しげもなく全編で登場。ドラマティックな#9なんかは メロトロンありきの壮大さだし、軽快なメロディック・ロック#2のサビで神々しく鳴り響くメロトロンはコーラス・ハーモニーとも相まって極上の美しさ。
当時英米で大ヒットしたアルバムですが、単にキャッチーなだけでは無い英国らしい”深み”がこのアルバムをエバー・グリーンな存在たらしめています。

Track List

1. Procession
2. The Story In Your Eyes
3. Our Guessing Game
4. Emily's Song
5. After You Came
6. One More Time To Live
7. Nice To Be Here
8. You Can Never Go Home
9. My Song

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