SUPERTRAMP のレビュー

SUPERTRAMP / Famous Last Words

1982,UK

大ヒットした前作Breakfast In Americaに続き、ライブアルバムを挟んでのSUPERTRAMPのスタジオ7th。

中心人物のロジャー・ホッジソン(G/Key/Vo)在籍最後のアルバムだったり、前作のプレッシャー云々で曲調が暗いといわれがちですが、むしろ本来の姿に戻っただけだと思いますね。#1,#3,#5,#7と多彩かつ多才な表情を見せるロジャーの曲は相変わらず最高。ウーリッツァーが目立たなくなったのは残念ですが、ジョン・ヘリウェルのクラリネットやサックスは健在だし、リック・デイヴィス(Key/Vo)の曲はは良くも悪くもいつも通り地味だし、全体の冷ややかな質感もいつも通り。
確かにラスト#9のタイトルといいセンチメンタルなムードといい、ロジャーの決意みたいなものは感じられますが・・・アルバムとしてのクオリティは、売れ始めてからのここ数作にひけを取らないと思いますね。しかしそれだけにロジャーとしては、バンドとしてはやり尽くした、という思いだったのかもしれません。ロジャーは1984年にIn The Eye of The Stormでソロ・デビュー。

Track List

1. Crazy
2. Put on Your Old Brown Shoes
3. It's Raining Again
4. Bonnie
5. Know Who You Are
6. My Kind of Lady
7. C'est Le Bon
8. Waiting So Long
9. Don't Leave Me Now

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カテゴリー: SUPERTRAMP

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