SUPERTRAMP のレビュー

SUPERTRAMP / Breakfast in America

1979,UK

SUPERTRAMPの1979年6thアルバム。

ピアノのリフレインによるフェイドインからギターのフィード・バックでいきなりロックする、静と動のダイナミズムがドラマティックな#1。ウーリッツァー独特の歪んだエレピをバックにペーソス感と郷愁を感じさせるメロディーが秀逸な#2。リックのヴォーカル曲としては珍しくエレピやオルガンによるカラフルなアンサンブルに乗ったPOPな#3。端正なアコピと美しいコーラスが印象的な#4。落ち着いたバラードに小粋なアレンジが施された#5。冒頭のハーモニカが哀愁と共に暖かみも感じさせる#6。美しいピアノの弾き語りからバンドが入り盛り上がる#7。軽快なウーリッツァーがリードするPOPな#8。ラストの大作を控え程良くリラックスした小品#9。そして緊張感あるイントロからしてただ事では無いムードの重厚なプログレッシブ・チューン#10。

#1,#3,#5等リックがメイン・ヴォーカルを取りロジャーがコーラスでアクセントを付ける(ラストの#10はその逆パターン)、というバンドとしての充実度を物語る黄金パターンが楽曲の魅力を増量。楽曲のクオリティ、流れともども完璧なアルバム。

Track List

1. Gone Hollywood
2. The Logical Song
3. Goodbye Stranger
4. Breakfast in America
5. Oh Darling
6. Take the Long Way Home
7. Lord Is It Mine
8. Just Another Nervous Wreck
9. Casual Conversations
10. Child of Vision

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カテゴリー: SUPERTRAMP

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