EUROPE のレビュー

EUROPE / Out of this World

1988,SWEDEN

スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンドEUROPEの4thアルバムOut of this World。

脱退したジョン・ノーラムの後任にキー・マルセロ(G)が加入。#1での譜割りのキッチリとしたクリアな早弾き、緩急とタッピングでメロディとテクニックを高次元で融合した#2、フラッシーなフレーズをサラリと聴かせきってしまう#4など、ジョン・ノーラム同様に構築性は高いが、前任者のようなロックな熱さよりもクールでモダンかつテクニカルなプレイがバンドの新しいサウンドにジャスト・フィット。
オリジナルのどこか素朴な叙情性がゴージャスなバラードに変身した、2ndアルバムWings of Tomorrow収録曲のリメイク#3に顕著なように、産業ロック化が進むバンド・サウンドに最適なギタリストといえるでしょう。
楽曲のスタイルとしては1st~2ndの頃に近い#6での斬新なプレイ、従来のEUROPEに無かったタイプのスケールの大きな#8での変幻自在のフレージングなど、耳を引くプレイがてんこ盛り。

シンセがリードする#4、ピアノにオルガン、パッド系、キラキラ系と多彩な音色をセンス良く使い分けた#7、ギターとのバトルを繰り広げた#10、などミック・ミカエリ(Key)の功績も大。

ポップ化が進んだということで世間の評価はあまり高くないようですが、キー・マルセロの超絶プレイやミック・ミカエリのナイスな装飾をはじめとして、楽曲のクオリティ・メロディ・バンドとしての一体感など、EUROPEの最高到達地点と言っても良いと思います。

Track List

1. Superstitious
2. Let The Good Times Rock
3. Open Your Heart
4. More Than Meets The Eye
5. Coast To Coast
6. Ready Or Not
7. Sign Of The Times
8. Just The Beginning
9. Never Say Die
10. Lights And Shadows
11. Tower's Callin'
12. Tomorrow

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カテゴリー: EUROPE

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