SPOCK'S BEARD のレビュー

SPOCK’S BEARD / Noise Floor

2018,USA

アメリカン・プログレッシブ・ロックバンドSPOCK’S BEARDの13thアルバムNoise Floor。
脱退したドラマーの穴をオリジナル・メンバーのニック・ディヴァージリオ(Dr)が埋めている。

メロトロンの掠れた音色やズ太いモーグ風シンセがレトロなムードを付加している快活な北米プログレ・ハード#1。
70年代サスペンス映画のテーマ曲のような趣の序盤からカラっと爽やかな中にメロウネスを含んだポップ・チューンに移行する#2。
アラン・モーズ(G)のアコギやハーモナイズさせたリード・ギターをフィーチュア。生の弦がクラシカルな色を添えるパワー・バラード#3。
シンセのテーマ・メロディがなんともSPOCK’S BEARDらしい#4。アコギとオルガンのリフレインが北米テイストを醸しながらテーマ・メロディを軸にした壮大なエンディングへと昇華する爽快なエピック・チューン。
クラシカルな弦セクションが効いている、BEATLESへの憧憬が顕著な甘酸っぱいバラード#5。
SPOCK’S BEARDらしいシンセのテーマがリードする#6。抑えた歌唱パートやエキサイティングなインスト・パートを擁し起伏を付けた展開で聴かせる。
清濁併せ持った展開でめくるめく進行、ピアノ、メロトロン、オルガン、シンセと鍵盤を総動員した奥本亮(Key)作によるインスト・チューン#7。
夕暮れの野外ステージが似合いそうなアリーナ・ロックの歌唱パートと予測不能なインスト・パートからなる#8。

SPOCK’S BEARDらしい突き抜け切らないイナたさは健在ではあるが、テッド・レオナルド(Vo)のストレートな歌唱を活かすためか、キメのインスト部などで少々小さくまとまり過ぎるきらいも。
もう少し大胆で変態なアレンジがあっても良いと思う。

Track List

1. To Breathe Another Day
2. What Becomes of Me
3. Somebody's Home
4. Have We All Gone Crazy Yet
5. So This Is Life
6. One So Wise" Ausmus
7. Box of Spiders
8. Beginnings

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