RIVERSIDE のレビュー

RIVERSIDE / Shrine of New Generation Slaves

2013,POLAND

ポーランドのプログレッシブ・ロック・バンドRIVERSIDEの5thアルバムShrine of New Generation Slaves。

ギター、ベース、オルガンによる王道ユニゾンに痺れる#1。オルガンは時にレズリーの回転を変化させダーティなうねりを持つコード弾きにも変化。そのサジ加減が秀逸。
マリウス・デューダ(B/Vo)の味わいのある歌唱が映えるメロウなフォーク・ナンバー#2。アクセントとなるグロッケンシュピール、世界観に忠実なギター・ソロも良い。
ミディアム・テンポに乗ったヘヴィなユニゾン・リフのグルーヴが心地良い#3。オルガン・ソロが渋い。
ディレイを掛けたピアノが印象に残る切ないナンバー#4。
まろやかなトーンのシンセ・ソロが神秘的なムードを醸す幽玄な#5。終盤のサックスのソロがアーバンな寂寥感を演出。
メロトロン風な白玉、引き摺るヘヴィ・リフを内包する、一聴するとポップなメジャーキーの#6。
アルバム・ジャケットのビジュアル・イメージであろうタイトルの#7。淡々としたムードの序盤から、オルガンが唸りをあげてアップテンポに移行する4分後半からの3連シャッフル・パートでは、プログレなシンセ・ソロをフィーチュア。さらに終盤は6拍子+5拍子パターンのリフレインに深遠なコーラスへと変化する12分超の叙事詩。
#7のモチーフをアコギと歌唱で再演しタイトル通りのエンディング感を演出した#8。

前作のプログレ・メタル+思索エレクトロニック音響路線から一変、#1や#3等のクラシックなというかハッキリ言ってベタなブルーズロック風リフを軸にしたグルーヴィな展開に驚くが、これが極上のカッコ良さ。
さりげない拍子のトリックやメロウなパートへの巧みな展開、そしてマリウス・デューダの深みのある歌唱が加わり、単なる懐古趣味を余裕で超越した本物のムードが感じられます。
アルバム・カヴァー・アートはお馴染みのトラヴィス・スミス。

Track List

1. New Generation Slave
2. The Depth of Self - Delusion
3. Celebrity Touch
4. We Got Used To Us
5. Feel Like Falling
6. Deprived (Irretrievably Lost Imagination)
7. Escalator Shrine
8. Coda

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