KULA SHAKER のレビュー

KULA SHAKER / K

1996,UK

奇才クリスピアン・ミルズ(G/Vo)率いる英国の4人組サイケ・ポップ・ロック・バンドKULA SHAKERの1stアルバムK。

インド風味を絶好のフックとして押し出しつつも、その実サイケでグルーヴィなロックをやっております。単なるPOPSと切り捨てる事が不可能な、細かいアレンジや練りこまれたコード進行とそれを感じさせないキャッチーな楽曲構成力が天才的です。
お香でも焚いて聴くと雰囲気抜群なインド風サイケ・ナンバー#4、#7。
国籍不明な妖しいトリップ・チューン#6。
シタールによるインスト#8。
メロトロンのカウンター・メロディがサイケ/インド風味に溶け込んだ#9。
60年代モノのようなセンスが文句無しにカッコ良いグルーヴ感満点の#10。等々、次から次へとキャッチー且つ濃いナンバーが目白押し。歌もギターも巧いクリスピアンの存在感が抜群なのは勿論、ジェイ・ダーリングトン(Key)のオルガンもテイストはサイケデリックだし、グルーヴ感に溢れたリズム隊も含めて演奏もタイトで素晴らしいです。

Track List

1. Hey dude
2. Knight on the town
3. Temple of everlasting light
4. Govinda
5. Smart dogs
6. Magic theatre
7. Into the deep
8. Sleeping Jiva
9. Tattva
10. Grateful when you're dead
11. 303
12. Start all over
13. Hollow man

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