ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA のレビュー

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / Out of the Blue

1977,UK

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの1977年7thアルバムOut of the Blue。

コンセプトアルバムのEldorado(1974年)以降着実にヒットを飛ばしてきたELOによる極上のPOPミュージックが楽しめます。
アナログでは2枚組で2枚目のA面(CD#10~#13)4曲は「雨の日のコンチェルト」というメドレーになっています。
ヴァイオリン×1名、チェロ×2名の弦楽器部隊を擁した最後の作品でもあり、さながら従来からのELOサウンドの集大成といった様相。
弦やシンセに加えヴォコーダーなど最新機材も自然に溶け込ませる天才的なジェフ・リン(Vo/G/Key)のセンスにより、ジャングルビートからメキシカン風味に純英国風POPと音楽性も盛りだくさん。
ファルセットを使用したコーラスもELOのカラーとして確立され、アップテンポのキャッチーなナンバーでは出現頻度も高くなってます。
端正でしっとりと、それでいて爽やかな前述のメドレー「雨の日のコンチェルト」をはじめ、煌くウルトラPOPチューン#1や心に染み入るバラード17# など、とにかく珠玉のメロディーがゴージャスなアレンジで楽しめる全17曲。

Track List

1. Turn to Stone
2. It's Over
3. Sweet Talkin' Woman
4. Across the Border
5. Night in the City
6. Starlight
7. Jungle
8. Believe Me Now
9. Steppin' Out
10. Standin' in the Rain
11. Big Wheels
12. Summer and Lightning
13. Mr. Blue Sky
14. Sweet Is the Night
15. Whale
16. Birmingham Blues
17. Wild West Hero

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