DAVE STEWART のレビュー

DAVE STEWART / Broken Records the Singles

1987,UK

HATFIELD AND THE NORTHやBILL BRUFORDとの活動でお馴染みデイヴ・スチュワートと70年代フォーク・バンド SPIROGYRAで儚げな美声を聴かせていたバーバラ・ガスキンのユニット。

バーバラ・ガスキンはハットフィールドにも”ノーセッツ”という女性3人組コーラスグループとして参加していたから、デイヴがその時に目を付けたんでしょう。それにしても、何というポップさ!元々プロデュース気質な所もあったデイヴ。HATFIELDではプレイヤーに徹し、BRUFORDでは一歩引いてソング・ライティングや全体のサウンドに気を配り、と進化してきた究極の姿がここに。
小難しい音楽をやってたのがウソのような明快なPOPサウンドをプロデュースしてます。
シンセのアンサンブルがゴージャスな80年代って感じ。

#1~#6がカヴァー、#7以降はオリジナル。シングルを集めたアルバムなんですがオシャレでPOPなムードで全体が統一されてます。
そして注目のバーバラ・ガスキンなんですが、そんな敏腕プロデューサー デイヴに乗せられたのか、ウルトラPOPに歌い上げてます。少々しゃくったりもして。この辺はデイヴの指示なんでしょうか?

Track List

1.I'm In A Different World
2.Leipzig
3.It's My Party
4.Johnny Rocco
5.Siamese Cat Song
6.Busy Doing Nothing
7.Rich For a Day
8.Waiting In The Wings
9.The Emperor's New Guitar
10.The Hamburger Song
11.Henry And James
12.The World Spins So Slow

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