STRAWBERRY FIELDS のレビュー

STRAWBERRY FIELDS / Rivers Gone Dry

2009,POLAND

ポーランドのシンフォ・バンドSTRAWBERRY FIELDSの2009年1st。バンド名から来るサイケなイメージとは全く違ったそのサウンドは現代風アンビエント&エレクトロニカ風味のアンニュイなヨーロピアン・ゴシック。

RobinことMarta Kniewska嬢(Vo)の声質がGATHERING在籍末期のアネクをよりまろやかな佇まいにした感じで胸キュン。中心人物Wojtek Szadkowski(Key/Dr/G)による元COLLAGE~現SATELLITEというPOLANDシンフォ界の重鎮らしいツボを押さえたキャッチーなフックが目白押しのソング・ライティングが見事。個人的には、もうちょい必殺フックの繰り返しを少なくして別の展開を見せるとか、淡白にも感じられる打ち込み中心のドラムのサウンドとフレージングにロックな熱さをプラスするとか色々要望もありますが、現時点ではヴォーカルが全てを解決してますね。

憂いを感じさせるまろやかな歌唱をメインにしながらも、セクシーなムードを漂わせた#5やウィスパー・ヴォイスにドキっとさせられる#8など芸風の広さも垣間見せ、早くも次作に期待が高まる掘り出し物です。キャッチーな#2は何度聴いても飽きない。

Track List

1. Your Story
2. Close
3. River's Gone Dry
4. Fool
5. Moon
6. Beautiful
7. Open Your Eyes
8. Maybe
9. Flow

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