JONESY のレビュー

JONESY / No Alternative

1972,UK

英国のプログレッシブ・ロック・バンドJONESYの1stアルバムNo Alternative。

メロトロンを使用した叙情プログレでお馴染みのJONESYですが、特にこのデビュー・アルバムではメロトロンが大活躍。といいますか、ほとんど常時鳴っています。

上品で儚げな白玉ストリングスを聴かせる英国らしい叙情チューン#2や、メロディアスなボーカル・パートを丁寧なバッキングでサポートする#5など典型的な泣きのメロトロンは当然として、このJONESYが凄いのは繊細なメロトロンを普通のキーボード同然にタフに使ってしまっているところ。

#1におけるスリリングな単音3連フレーズによるギターとのユニゾンやハーモニー。
リフを主体としたヘヴィなブルーズ・ロックで、ギターと対等にダーティなオルガンによるパワー・コードのバッキングをこなす#3。
性急なリズムをバックに#1同様にギターとの単音ユニゾン/ハーモニーで迫りつつ、バッキングではダーティなコード・ワークで咆哮するヘヴィなジャズ・ロック#4。
ファンキーなグルーヴにメロトロン・ストリングスが映えるメロディアスな佳曲#6。

2ndでは一部の曲でインプロビゼーションに挑戦し、若干痛い事になってしまっている彼らですが、この1stでは得意技の叙情とブルーズ・ロックをベースにしたヘヴィネスを等身大でプレイ。メロトロンを惜しみなく使うチャレンジ精神や、微妙なミスタッチやズレが、逆にデチューン効果でサウンドの幅と味わいを醸し出している#1など、若さ故の怖いもの知らず的な部分等、微笑ましくも憎めない中途半端な所が英国らしくて好きですね。

Track List

1. No Alternative
2. Heaven
3. Mind of the Century
4. 1958
5. Pollution
6. Ricochet

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カテゴリー: JONESY

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