HATFIELD AND THE NORTH のレビュー

HATFIELD AND THE NORTH / The Rotters’ Club

1975,UK

ロック、POP、サイケ等雑多な音楽性がジャズの感性と確かなテクニックによって奇跡の融合を果たしたカンタベリー・ミュージックの名盤。HATFIELD AND THE NORTHの1975年2ndアルバムThe Rotters’ Club。

ジャズ・ロックというほど構えてもおらず、かといって退屈なBGMとは程遠いこの感触。
小難しくは無いけどいかにも英国風な良質のメロディと軽快なインプロビゼーションは、身を委ねているだけでも充分な心地良さ。
エレピ、オルガン、アナログ・シンセとデイヴ・スチュワート(Key)が大活躍。フィル・ミラー(G)のギターも派手さは無いがテクニカルで、鍵盤とのユニゾンやハモリで適度なスリルを提供。

キメとインプロビゼーションを往き来する圧巻のアンサンブルと女性コーラスをオシャレにあしらったラストの組曲Mumpsはプログレ史に残る名曲。

Track List

1. Share It
2. Lounging There Trying
3. (Big) John Wayne Socks Psychology on the Jaw
4. Chaos at the Greasy Spoon
5. Yes No Interlude
6. Fitter Stoke Has a Bath
7. Didn't Matter Anyway
8. Underdub
9. Mumps

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