DANDO SHAFT のレビュー

DANDO SHAFT / An Evening With

1970,UK

英国のフォーク・グループDANDO SHAFTの1970年1stアルバムAn Evening With。

アコギ、マンドリン、ヴァイオリン、フルート、ウッドベース、パーカッション等アコースティック楽器のみのアンサンブルに、朴訥ながらメロディアスな男性ボーカルが乗るスタイルで、特にマンドリンの煌びやかな響きが神秘的なムードを醸成しています。
高音部=マンドリン、低音部=アコギ、という分担でのアンサンブルも意外に精緻にアレンジされており、演奏テクニックの確かさも伺えます。
全体的なムードは、タイトル通り、田舎のお祭りで焚き火でも囲みながら夕べに演奏している感じ、とでも表現したら良いでしょうか。仄暗くも暖かい独特のサウンドが心地良いです。

エキゾチックな#3、フルートが美しい叙情的な#5、アコギとマンドリンの絡みが見事なインストゥルメンタル#6、ヴァイオリンがリードするカントリー風な楽しい#7、等々マルチプレイヤーで後にセッションマンとしてもフォーク界で活躍するマーティン・ジェンキンス(Vo/Vln/Mln/Fl)の才能が迸っております。

Track List

1. Rain
2. Cold Wind
3. September Wine
4. Cat Song
5. In the Country
6. Drops of Brandy
7. End of the Game
8. Lazily, Slowly

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