ATOMIC ROOSTER のレビュー

ATOMIC ROOSTER / Atomic Roooster

1970,UK

ヴィンセント・クレイン(Key)、カール・パーマー(Dr)、ニック・グラハム(B/Vo)により結成されたギターレスの3人組 ATOMIC ROOSTERの1970年1st。オルガンによるリフをメインに時折ピアノを織り交ぜ、手数の多いドラムとランニングするベースとのアンサンブルに男っぽいヴォーカルが乗った、ブルーズ・ロックがベースのパワフルなハード・ロックを展開。最大の聴き所は3人によるインストパートでのスリリングなインプロビゼーション。唯一の和音楽器であるオルガンが多彩な、しかしあくまでもロックなフレーズでリードし、リズム隊がそれに応える熱いパフォーマンスが楽しめます。勿論パワフル一辺倒ではなく、ピアノとフルートをバックにクールなメロディを歌うヴォーカルが寂寥感を湛える#3では、静かな中にもメリハリあるアレンジで7分弱のドラマを演出するなど構成力も巧みです。カール・パーマーはこの1作のみで脱退し、EMERSON,LAKE & PALMERに参加します。

Track List

1.Friday the 13th
2.And So to Bed
3.Winter
4.Decline and Fall
5.Banstead
6.S.L.Y.
7.Broken Wings
8.Before Tomorrow

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