WITHIN TEMPTATION のレビュー

WITHIN TEMPTATION / The Heart of Everything

2007,NETHERLANDS

オランダのゴシック・メタル・バンドWITHIN TEMPTATIONの4thアルバムThe Heart of Everything。

混声クワイヤとプラハ・フィルハーモニック・オーケストラが織り成す荘厳な装飾、オケに溶け込んだ単音主体のソリッドなギター・リフ、そして硬軟織り交ぜた多彩かつ圧倒的な表現力を見せ付けるシャロン・デン・アデル(Vo)の歌唱が一体となり威厳すら感じさせるオープニング・チューン#1。
シャロンの蕩ける様な美声に導かれ、同じレーベル(本作よりROADRUNNERに移籍)所属のゲスト・シンガー キース・キャプートのデュエットで展開する#2。
切ない表情を見せるシャロンの歌唱がグっと来る#3。
混声クワイヤが宗教的とも言える高揚感をもたらす、理想的な荘厳ゴシック・メタル・チューン#4。
リズム・セクションとシンクロしたヘヴィなギター・リフに乗り、ヴァースでのワイルドな歌唱とサビでのクリーンな歌唱を使い分けたタイトル・チューン#5。
ストリングス・セクションとピアノがリードがするオケをバックに、シャロンが艶のある美声でキャッチーなメロディを歌う#6。ゲストのフィドルと珍しいツイン・リード・ギターもアクセントになっています。
バンド主体の演奏に、ゲストのチェロとエフェクトを掛けたシャロンのヴォイスがちょっとしたフックとなった#7。
シャロンが息づかいの生々しい歌唱を聴かせる#8。
アコギのアルペジオにチェロが絡みサビに向けて盛り上がるストリングスをバックに、シャロンがファルセットを含め繊細で優しく歌う希望的なメロディのバラード#9。
一転して、物悲しくもドラマを感じさせるイントロから、クワイヤとストリングス、ギターが荘厳にリフを奏でる得意の3連系ゴシック・ナンバー#10。
ピアノをバックに、しっとりと囁くような歌唱で綴るバラード#11。

前作・前々作あたりで見せたあからさまなケルト風味は影を潜め、#6のフィドル・パートのようにアレンジの一貫として完全に消化。名盤である前作The Silent Forceと同様、バンドとオケが一体となってのゴージャスなシンフォニック・ゴシック路線はもはや完成の域に。

Track List

1. The Howling
2. What Have You Done
3. Frozen
4. Our Solemn Hour
5. The Heart Of Everything
6. Hand Of Sorrow
7. The Cross
8. Final Destination
9. All I Need
10. The Truth Beneath the Rose
11. Forgiven

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