ハード・ロック のレビュー

DEEP PURPLE / Slaves and Masters

1990,UK

脱退したイアン・ギランに代わり、何とジョー・リン・ターナー(Vo)が加入。彼に、リッチー・ブラックモア(G)、ロジャー・グローバー(B)と合わせてバンド・メンバー5名中3名が元RAINBOWなこのアルバム、ある意味第X期RAINBOWと言えるかも。威厳とメロディを兼ね備えた#1など佳曲もあるが、イアン・ペイス(Dr)のドラミングが全編ちょっと淡白なのが残念。

Track List

1. King of Dreams
2. The Cut Runs Deep
3. Fire in the Basement
4. Fortuneteller
5. Truth Hurts
6. Breakfast in Bed
7. Love Conquers All
8. Too Much Is Not Enough
9. Wicked Ways

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BLACK SABBATH / Tyr

1990,UK

ロニーが去ったシンガーの座にはトニー・マーティンが座った。
歌唱はロニーそっくりで巧い。しかしこのアルバムはコージー・パウエル(Dr)でしょう。#3のイントロ「タカタカタッタカタッタントロロトン」だけでコージーファンはガッツポーズだ。曲中には得意のシンコペーションフレーズも。でもこのアルバム、全体的にエコー感が深くてウェット過ぎるな。サバスという名ではあるがもはや全然別物。しかし出来はいいですよ。

Track List

1. Anno Mundi
2. The Law Maker
3. Jerusalem
4. The Sabbath Stones
5. The Battle of Tyr
6. Odin's Court
7. Valhalla
8. Feels Good to Me
9. Heaven in Black

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ERIKA / In the Arms of a Stranger

1991,SWEDEN

イングヴェイ・マルムスティーンの元元妻エリカ(Vo)の2ndアルバムIn the Arms of a Stranger。

イントロ#1に続く、サビがキャッチーな実質オープニング・チューン#2。
シンセの透明感溢れるアレンジによるパワー・バラード風な#3。
サビのブラス・ストリングスが1stのタイトル・チューンを想起させる#5。
中間部に美しいインストゥルメンタル・パートを擁したドラマティックなバラード#6。
シンセのカラフルなアレンジが光る哀愁のサビを持つ#7。
キラキラしたシンセが爽やかなサビメロにマッチした#8。
サックスのリフがリードするアップテンポの#10。

1stと同じブレインのペンになる楽曲、ほぼ同じミュージシャンでのレコーディングということで、概ね前作を踏襲した作りとなっています。しかしながら、ハード・ロックなエッジとドラマティックな北欧叙情が減少し、より爽やかで快活なポップスとなった印象。
親しみ易いメロディと、余裕が出てきたからか、エリカの程好く力の抜けた伸びやかな歌唱が楽しめます。

Track List

1. 6.AM
2. Wake Me Up When The House Is On Fire
3. Rock Me Into Heaven
4. Games We Play
5. Easy Come, Easy Go
6. In The Arms of A Stranger
7. Made of Stone
8. Walk Into My Heart
9. Shadows In Rain
10. Danger In Disguise
11. Fall From Grace

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BAD MOON RISING / Bad Moon Rising

1991,UK/USA

元LIONのカル・スワン(Vo)とダグ・アルドリッチ(G)を中心としたHRバンドBAD MOON RISINGの1991年1st。ダグは本当に上手いギタリストだ、#4のソロなんて鳥肌クラスのカッコ良さだ。確かなハイテクとセンス良いフレージングが彼の特徴なんだが、同時にイマイチ存在感が希薄というか強烈なオリジナリティに欠けるというきらいもある。それはこのバンドそのものにも当てはまる。そんなダグも今(2007年現在)ではWHITESNAKE!

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STARLESS / Unpublished Live Selection

1991,JAPAN

STARLESSの1991年作。ライブの定番でありながらスタジオ盤に収録されて無い曲が入ってます。新ボーカリストの西垣の太い声質はちょっと合ってないと思う。

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KATMANDU / Katmandu

1991,IRELAND,SWITZERLAND

FASTWAYのデイヴィッド・キング(Vo)とASIAの3rdアルバムAstraに参加していたマンディ・メイヤー(G)が結成したハードロック・バンドKATMANDUの1991年唯一作。

ブルーズをベースにしたオーソドックスなハード・ロックだが、とにかくエモーショナルでカッコ良い!それはやはり2枚看板が揃ってるからでしょう。デイヴィッド・キングのロバート・プラントを彷彿させる歌唱が最高な上、マンディ・メイヤーのネバリあるトーンにピッキング・ハーモニクス、アーミング(レス・ポールにフロイド・ローズをマウント!)を絡めたオーガニック且つコンテンポラリーなプレイが加わるんですから。

ジミ・ヘンのフレーズをまぶしたU2のカヴァー#2。ピッキング・ハーモニクスを効かせたリフがリードするドロドロのヘヴィ・ブルーズにアップテンポのエキサイティングなパートを織り交ぜた#5。アコギとコーラスによる神秘的なサウンドがアイリッシュ・トラッドのエッセンスをも感じさせるフォーク・ナンバー#6。荘厳なゴスペル風コーラスで幕を開ける王道ハード・ロックにセクシーな高音シャウトが最高にマッチした#7。メロディックな激情ハード・ロック#10。ファンキーなビートにLED ZEPPELINのグルーヴも芳しい#11。
等々幅広い音楽性でややもすると軸がブレがちな所を、ボーカルとギターの強固な個性の存在がアルバムに一本芯を通し、ピンと張り詰めた心地良い緊張感をもたらしています。
五反田簡易保険ホールでの来日公演もリラックスした雰囲気で最高でした。

Track List

1. The Way You Make Me Feel
2. God, Part II
3. Love Hurts
4. Sometime Again
5. When the Rain Comes
6. Heart & Soul
7. Ready for the Common Man
8. Only the Good Die Young
9. Let the Heartache Begin
10. Medicine Man
11. Pull Together
12. Warzone

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DWEEZIL ZAPPA / Confessions

1991,USA

1991年にフランク・ザッパの息子ドゥィージルが業界の名だたる友人達とレコーディングしたアルバムConfessions。
その友達とは、ヌーノ・ベッテンコート、ザック・ワイルド、ウォーレン・デ・マルティーニ等。
変拍子が引っかかるオヤジ譲りの変態な曲やBEATLESのカバーが楽しい。BEE GEESの「スティン・アライブ」では各ギタリストのバトルも。誰が誰かすぐに分かる個性はさすが。

Track List

1. Earth
2. Bad Girl
3. F.W.A.K.
4. The Kiss
5. Anytime At All
6. Vanity
7. Helpless
8. Shoogagoogagunga
9. Stayin' Alive
10. Maybe Tonight
11. Confessions Of A Deprived Youth
12. Gotta Get To You
13. Pain Of Love
14. Obviously Influenced By The Devil
15. Return Of The Son Of Shoogagoogagunga

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JOHN NORUM / Face the Truth

1992,SWEDEN

元EUROPEのスウェーデン人ギタリスト ジョン・ノーラム(G/Vo)の2ndアルバムFace the Truth。
1stではエラン・エドマンを使ったり自分で歌ったりしていましたが、今回は何と第3期DEEP PURPLEでお馴染みのグレン・ヒューズ(Vo)を起用、彼の抜群の表現力を活かしたメロディアスなハード・ロックが全編で堪能できます。

後半に一瞬ゲイリー・ムーア風フレーズも飛び出す弾き捲くりソロを擁する、リフ・オリエンテッドなハード・ロック#1。
ブルージーなテイストの#2。
転調しての丁寧なフレージングによるギター・ソロが円熟を感じさせる、メランコリックなアルペジオがリードするパワー・バラード#3。
ジョンがフィル・ライノットのお経ボーカルを真似て歌うTHIN LIZZYのカヴァー#4。
EUROPEの盟友ジョーイ・テンペストと共作しコーラスも委ねたキャッチーな#5。サビがWHITESNAKEのHere I Go Againにそっくりなのは毎度お馴染みのご愛嬌。
THIN LIZZYっぽいヴァイブを持つシャッフル・ナンバー#6。
ワウを掛けたエモーショナルなソロで幕を開ける#7はDON DOKKENでの相棒、ビリー・ホワイト(G)が作曲とバッキング・ギターで参加。
リズムのトリックがフックとなった渋いハード・ロック・チューン#8。
ジョンの独特な音使いと流麗な早弾きが堪能できる、弾き捲くりのインストゥルメンタル・チューン#9。
グレン・ヒューズに敬意を表したか、HUGHES THROLLのカヴァー#10。オリジナルよりも若干テンポを速目にアレンジ、本アルバムのムードにもぴったり合ってます。
疾走するリフがリードする#11。

躍動するハード・ロック#1,#6、ソウルフルで味のある#2,#3,#7など、幅広い引き出しで素晴らしい歌唱を聴かせるグレンの参加で安心してギターに集中できるようになったからか、ジョンのフレージングに絶妙な押しと引きが加わり味わい深くなりました。バッキング・ギターのガッツィーなサウンドもイイ感じです。ベタな欧風叙情味が減ったのは少々残念ですが・・・

Track List

1. Face the Truth
2. Night Buzz
3. In Your Eves
4. Opium Trail
5. We Will Be Strong
6. Good Man Shining
7. Time Will Find the Answer
8. Counting on Your Love
9. Endica
10. Still The Night
11. Distant Voices

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KINGSTON WALL / Kingston Wall

1992,FINLAND

フィンランドの3人組ハード・ロック・バンドKINGSTON WALLの1992年1stアルバムKingston Wall。

60~70年代風サイケなムードを中心にしたグルーヴ感抜群のハード・ロックを展開。3ピースならではのサウンドの隙間を逆に上手に使い、LED ZEPPELINのようなダイナミズムとビッグなグルーヴを醸成しています。バリエーション豊富なフレーズで底辺を支えるSami Kuoppamaki(Dr)とJukka Jylli(B)のリズム隊、シャキシャキしたカッティングやスリリングなソロ・ワークを聴かせるPetri Walli (G/Vo)による確かなテクニックに裏打ちされたタイトなアンサンブルも見事。 ジャケット・アート通りのアラビア風味でモーダルなム-ドな#7、エスニックな#8を絡め、キャッチーな9-Ⅱのフレーズを繰り返し登場させながら連綿と一大叙事詩を綴る21分超の組曲#9で締めるアルバム構成もブッ飛んでいます。

Track List

1. With My Mind
2. Used to Feel Before
3. I'm Not the One
4. Fire
5. Waste of Time
6. Nepal
7. And I Hear You Call
8. Tanya
9. Mushrooms
I Prelude
II On My Own
III the Weep
IV Mushrooms
V Circumstances
VI Captain Relief
VII More Mushrooms
VIII the Answer

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RUSH / Counterparts

1993,CANADA

RUSHの1993年作Counterparts。

アレックス・ライフソン(G)のギターを中心としたソリッドな音像。ドラムの心地良いコンプ感と空間処理も相まってカッコ良いハード・ロック・アルバムに仕上がっている。シンフォ感はかなり減退。

Track List

1. Animate
2. Stick It Out
3. Cut to the Chase
4. Nobody's Hero
5. Between Sun & Moon
6. Alien Shore
7. The Speed of Love
8. Double Agent
9. Leave That Thing Alone
10. Cold Fire
11. Everyday Glory

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KINGSTON WALL / Kingston Wall II

1993,FINLAND

KINGSTON WALLの1993年2ndアルバムKingston Wall II。

当時これを先に聴いたんだけど、ブっ飛びました。アラビアンなのはジャケで想像できるとして何かLED ZEPPELIN風なニュアンスもあったりして。しかも3人ですよ!すげェ。でも結構意外にストレートなハード・ロックで、フックとして上手くアラブ風味を効かせてる所が賢い。モロな#2あたりもZEPファンなら余裕じゃないですか?他に類を見ない独自のサウンドです。
その後3rd発表後1995年にバンドのブレイン的な存在であったG/Voのペトリが亡くなってしまう。

Track List

1. We Cannot Move
2. Istwan
3. Could It Be So?
4. And It's All Happening
5. Love Tonight
6. Two Of a Kind
7. I Feel Love
8. Shine On Me
9. You
10. Palékastro

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BLUE MURDER / Nothing But Trouble

1993,UK

1993年2nd。バック陣を全とっかえ。”バンド”というよりも”プロジェクト”と言った方がしっくりくるラインナップでレコーディングされている。ソング・ライティングはより洗練され、バラエティ豊かな作風の中でハジけまくるサイクスのギターが楽しめる。ただ、良い意味でのブリティッシュな翳りは後退した感じ。翳りの中でこそ暑苦しいほどにエモーショナルなギターがより一層輝きを増すと思うんだが・・・

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STANDARTE / Standarte

1995,ITALY

キーボード、ドラム、ベースによるイタリアのハード・ロック3人組STANDARTEの1995年1st。
キーフが手がけたヴァーティゴ・レーベルのAFFINITYやBLACK SABBATHのジャケット・アートを彷彿させるくすんだ色調のカヴァー・デザイン、メロトロンやオルガン、故ヴィンセント・クレイン(Key, ex ATOMIC ROOSTER)に捧ぐのクレジット等からも明らかな70年代ブリティッシュ・ロックのスタイルを踏襲したサウンド。
一応メンバーのクレジットではギターレスながら、歪んだリフやクリーントーンでのアルペジオにソロ、といった具合で結構頻繁にギターが登場し大活躍しているのはご愛嬌か。
ATOMIC ROOSTER風なオルガン主導のリフ中心に構成されたインスト部に野暮ったいヴォーカルが乗るハード・ロックではあるが、メロトロンの効果的な導入や組曲形式での結構唐突な場面転換が非常にプログレ的でもありドラマティック。 本家イギリスからでは無く周辺国からこういったバンドが出てくるのがおもしろいですね。

Track List

1. Dream Love Sequence Nr 9
2. One Strange December Evening
3. As I Wandered
4. Tolerance Town
5. Beat Pimp Muzak
6. A War Was Declared
7. In My Time of Dying
8. Traumland
9. I Want You

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RAINBOW / Stranger in Us All

1995,UK

1995年突如リリースされたRAINBOWの再結成盤Stranger in Us All。

基本的にはジョー・リン・ターナー時代の音楽性の延長という感じ。オリエンタル風味な#5に一瞬「オッ」と腰を浮かせかけるも「違うか・・・」となってしまうように、往時のマジックはもはや存在しない。高品質なのは間違いなく、安心して聴ける・・・っていうか安心しすぎてしまうのが問題なのだ。
リッチー・ブラックモア(G)の私生活でのパートナー キャンディス・ナイト嬢もコーラスでちゃっかり参加している。かつてのムードを感じさせる#7は佳曲。

Track List

1. Wolf to the Moon
2. Cold Hearted Woman
3. Hunting Humans (Insatiable)
4. Stand and Fight
5. Ariel
6. Too Late for Tears
7. Black Masquerade
8. Silence
9. Hall of the Mountain King
10. Still I'm Sad

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LANA LANE / Love is an Illusion

1995,USA

GENESISみたいな#1で始まるアメリカの歌姫ラナ・レーンの1995年デビュー・アルバム。

基本的にハード・ロックだが、旦那でもあるエリク・ノーランダー(Key)の全編を占めるプレグレ趣味が作風を他のバンドとは一風違うものにしている。#3のあざとすぎるメロトロンは本物なのでしょうか?大きなグルーブが70年代ロック風で好きです。

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LANA LANE / Curious Goods

1996,USA

1996年2nd。2作目にして既におちついた雰囲気。ラナ・レーン(Vo)の歌も前作よりは抑えたトーンで声量で圧倒するよりは表現に気を配っているかのようだ。1stではある意味必要以上に絢爛だったエリク・ノーランダー(Key)のキーボード群も比較的アンサンブル・メインの方向性で自粛傾向にある。しかしメロディアスさは継続していて安心。切ない#5、トニー・フランクリン(B)のフレットレス・ベースがイイ感じの#6あたりがこのアルバムの落ち着いた方向性を端的に示している。唯一のイケイケ・ハード・ロック#8も抑え目だ。

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LED ZEPPELIN / BBC Sessions

1997,UK

ジミー・ペイジが英国営放送BBCよりマスター・テープを入手しデジタル・マスタリングを施した1970年頃の全盛時のライブ。
デイスク1の「モビー・ディック」の原曲みたいな#5、ありきたりなロックン・ロール#10は初登場の未発表曲。録音状態の良いディスク2の迫力は圧巻。

Track List

Disc 1
1. You Shook Me
2. I Can't Quit You Baby
3. Communication Breakdown
4. Dazed and Confused
5. The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair
6. What Is and What Should Never Be
7. Communication Breakdown
8. Travelling Riverside Blues
9. Whole Lotta Love
10. Somethin' Else
11. Communication Breakdown
12. I Can't Quit You Baby
13. You Shook Me
14. How Many More Times

Disc 2
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed and Confused
6. Stairway to Heaven
7. Going to California
8. That's the Way
9. Whole Lotta Love/Boogie Chillun'/Fixin' to Die/That's Alright Mama/A Mess of Blues
10. Thank You

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LANA LANE / Garden of the Moon

1998,USA

カッコいいイントロ#1に導かれて、ロズウェル空軍基地でのUFO事件を歌ったハード・ロック・ナンバー#2で幕を開ける1998年3rd。その#2やハイ・スピードかつズ太いアナログ・シンセ全開な#5が1stの頃の勢いを彷彿とさせる。

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BLACK SABBATH / Reunion

1998,UK

1997年12月5日地元バーミンガムでのオリジナルメンバーによるBLACK SABBATH再結成ライブ。名曲ばかりなのでベストアルバムとしても使えるな。やっぱりサバスはこのドロドロ感だな。

Track List

Disc 1
1. War Pigs
2. Behind the Wall of Sleep
3. N.I.B.
4. Fairies Wear Boots
5. Electric Funeral
6. Sweet Leaf
7. Spiral Architect
8. Into the Void
9. Snowblind
Disc 2
1. Sabbath Bloody Sabbath
2. Orchid/Lord of This World
3. Dirty Women
4. Black Sabbath
5. Iron Man
6. Children of the Grave
7. Paranoid
8. Psycho Man
9. Selling My Soul

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WHITESNAKE / Good To Be Bad

2008,UK/USA

デイヴィッド・カヴァデール(Vo)率いるWHITESNAKE。バンド30周年にして10作目。

事前に心配されたダグ・アルドリッチ(G)のソングライティング能力については、「まぁ、ソツなくこなしたかな」という印象。ダグの「これだ!」という個性こそ感じられないが、今までに聴いてきたWHITESNAKEのフレイバーはそこかしこに漂っている。これはやはりデイヴィッド・カヴァデールの強力な個性の賜物といえよう。それは当然として、オルガンやスライド・ギター、ブルージーなフィーリング等アレンジもかなり練られている。実はこういう所こそ、ダグの能力が一番発揮される部分なんだと思う。おいしいパーツを上手くまとめるのが得意なのだ、この人は。しかも昔のような”モロそのまんま”じゃなく、適度にオブラートに包んでいるあたりに成長を感じる。しかし、ギターのグリッサンドがあまりにもジョン・サイクスを彷彿させて苦笑の場面も^^;(#2とか・・・)
それにしてもデイヴィッド・カヴァデール、今年で57歳を迎えるとは思えない声のハリです。さすがに昔みたいに高音シャウトは無いけど。元々、ディープ・ヴォイスで勝負する人だしね。この声と上手いギター、ヘヴィなドラム・・・もう理屈抜きに楽しめるアルバムですね、これは。
個人的には、カッコ良いリフにStill of the Nightの影がよぎる#3やギターのハーモニーをはじめ何となくTHIN LIZZYっぽい#6が好きですね。(でもサビは紛れも無くWHITESNAKEだ!)#6は本編のレブ・ビーチ・ソロver.とボーナス・トラックのダグ・アルドリッチ・ソロver.の2つが楽しめます。ハーモナイザーにクリケット奏法(アームの端をはじいてヴィブラート効果を出すアレです)、滑らかな早弾きで個性爆発のレブ・ビーチ。ワウを絡ませつつブルージー且つモダンなフレージングで盛り上げるダグ・アルドリッチ。
ライブでは多分二人とも弾くんだろうな~。
想像しただけで、ご飯3杯おかわり可能です。

Track List

1. Best Years
2. Can You Hear The Wind Blow
3. Call On Me
4. All I Want All I Need
5. Good To Be Bad
6. All For Love
7. Summer Rain
8. Lay Down Your Love
9. A Fool In Love
10. Got What You Need
11. `Til The End Of Time

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