STACKRIDGE のレビュー

STACKRIDGE / The Man in the Bowler Hat

1973,UK

田園のBEATLESことSTACKRIDGEの1973年3rdアルバムThe Man in the Bowler Hat。

本家BEATLESでお馴染みのジョージ・マーティンがプロデュースし、#2,#4,#7,#10ではオーケストレーションも担当。それもあってか、従来の田園フォーク的な親しみやすいアレンジもより洗練され、洒落たサウンドに進化。しかし、ユーモラスでほのぼのとしたニュアンスも健在。
これら新旧のテイストが高次元で融合した#3では、甘くて切ないサビがもう病みつきになるくらい強力。コーラスが又良い。全員が歌えるバンドならではで、曲によってボーカルをとる人が代わったり、フルートやヴァイオリンの楽しいアレンジも手伝って、いつ聴いても新鮮で飽きがこないですね。
シリアスなオーケストレーションを聴かせる#10では、うなり、軋むヴァイオリンがハード・ロック並みのド迫力をも醸し出してます。インストゥルメンタルにも定評のあった彼らのポテンシャルがジョージ・マーティンによってさらに引き出された感じでしょうか。

Track List

1.Fundamentally Yours
2.Pinafore Days
3.Last Plimsoll
4.To the Sun and the Moon
5.Road to Venezuela
6.Galloping Gaucho
7.Humiliation
8.Dangerous Bacon
9.Indifferent Hedgehog
10.God Speed the Plough

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カテゴリー: STACKRIDGE

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