KAJAGOOGOO のレビュー

KAJAGOOGOO / White Feathers

1983,UK

英国の5人組ポップ・グループKAJAGOOGOOの1stアルバムWhite Feathers。

KAJAGOOGOOといえば、ヒット曲「ネバー・エンディング・ストーリー」でお馴染みのリマール(Vo)が在籍していたアイドル・バンド、という認識が一般的かも。
しかし実際のところはニック・ベックス(B)を中心としたホワイト・ファンクを標榜する4人組に、音楽紙でバンド募集広告を出していたリマールが合体してできたもので決してリマールのバック・バンドではありません。
音楽性としてはDURAN DURANのニック・ローズのバックアップによってデビューしただけあってポップなのは勿論ですが、テクノっぽいエレクトロニック・ポップに、ニック・ベックスのグルーヴするベースや小気味良いギターのカッティングで垣間見せるファンクを融合させた独特のテイストが見逃せません。

この1stでは直線的なリズムと軽いシンセのオブリガードが目立つエレクトロニック・ポップ色が強いですが、リマールの甘い歌唱が印象的なヒット曲#2でのアダルトなヨコ揺れグルーヴ、#8などでの英国っぽい翳りなど、音楽面で正当な評価をして欲しいバンドです。

Track List

1. White Feathers
2. Too Shy
3. Lies & Promises
4. Magician Man
5. Kajagoogoo
6. Ooh To Be Ah
7. Ergonomics
8. Hang On Now
9. This Car Is Fast
10. Frayo

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