KAIPA のレビュー

KAIPA / Solo

1978,SWEDEN

スウェーデンのシンフォニック・プログレ KAIPAの1978年3rdアルバムSolo。

ベーシストがロイネ・ストルト(G)の学友Mats Lindbergに交代。更に、専任ボーカルとしてMats Lofgrenが加入し5人編成となった。
ポリ・ムーグを新たに取り入れたサウンドは、よりシンフォニックさを増強。その一方で、11曲中7曲を作曲するなど当時18~19才の青二才だったロイネの存在感が飛躍的にアップ。
プレイ面では、#3のピッキングによる繊細なトーン・コントロール。ソング・ライティング面では冒頭から13拍子の変態リフがクールな#1、#2や#5でのユーモラスなフィーリングといったFLOWER KINGSでお馴染みなロイネ節が既に炸裂。
これで20才前とは・・・・恐れ入ります。
自信を付けたロイネはこのアルバムを最後にKAIPAを脱退、80年代をPOPやフュージョンを取り入れたソロ活動で過ごし、後のFLOWER KINGSで開花する音楽性の幅を広げていく事に。KAIPAはその後メンバーを補充して3枚のアルバムを制作するも、1982年にその活動を休止することになる。

Track List

1. Skrattande Grevinnan
2. Sen Repris
3. Flytet
4. Anar Dig
5. Frog Funk
6. Visan I Sommaren
7. Taijgan
8. Respektera Min Värld
9. En Igelkotts Död
10. Total Förvirring
11. Sist På Plan

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カテゴリー: KAIPA

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