ERIKA のレビュー

ERIKA / Deaf Dumb & Blonde

2016,SWEDEN

1990年リリースの名盤Cold Winter Nightで知られるスウェーデン人シンガー エリカの18年振りとなる6thアルバムDeaf Dumb & Blonde。

へヴィなギターとコンテンポラリーなシンセによる鮮烈な幕開け。続くメロウなパートからコーラスが美しい激情のサビに至る構成が名曲Together Were Lostを彷彿させる#1。
#1同様に扇情的なコーラスが1stのテイストを漂わせる#2。静と動で巧みに歌唱を使い分けるエリカの歌唱は全くブランクを感じさせない。
ギターのザクザクしたリフがカッコ良い王道ハード・ポップ・ナンバー#3。
デュエットの男性ボーカルが暑苦しいパワー・バラード#4。ウィスパーやファルセットも交えた多彩なスタイルで熱唱するエリカ一人に焦点を絞った方が100倍良い。
EUROPEの名バラードCarrieを思わせるクラシカルなコード進行が気品に満ちた美バラード#5。
ポップなシンセが甘口のアクセントとなったアップテンポのハード・ロック・ナンバー#6。
ドラマティックな展開にエリカの表情豊かなボーカルが活きる、サビに往年のムードを纏った#7。
ダウン・チューニングのギターによるヘヴィなリフにパワフルなエリカの歌唱が乗る#8。
ソフトな歌唱が楽しめるメロウな#9。
アップテンポな激情ハード・ロック#10。
エキゾチックなシタールのフレーズがフックとなったミディアム・テンポの#11。
妖艶なムードの#12。

イェスパー・ストロムブラード(G/元IN FLAMES)やミック・ミカエリ(Key/EUROPE)等が脇を固めて作曲とバッキングをサポート。
イントロやエンディングを必要以上に拡張しないコンパクトな構成、3分程度の尺にドラマティックな場面転換を用意した絶妙なアレンジと、エリカありきで彼女の魅力と歌唱力を最大限にフィーチュアしている。
初期のエリカを知る実力者達の献身と、何よりエリカ自身の硬軟織り交ぜた変わらぬ健康的セクシー歌唱により、抒情を帯びたメロディアス・ハード・ポップの佳作に仕上がっている。

Track List

1. Killer
2. Heroes of Heartbreak
3. Suckerpunch
4. Drama
5. Hearts gone bad
6. Sleeping with a memory
7. Once upon A time
8. Go Down
9. Us Fools
10. One for the road
11. Start your engine
12. Warhoney

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