テクノ のレビュー

BUGGLES / The Age of Plastic

1980,UK

トレヴァー・ホーン(Vo)、ジェフリー・ダウンズ(Key)による英国のポップ・ユニットTHE BUGGLESの1980年1stアルバムThe Age of Plastic。
#2(邦題:ラジオスターの悲劇)のプロモ・ビデオがMTVでオンエアされて大ヒット。

のっけからシンセの多彩な音色でカラフルに迫る#1。AMラジオ風なローファイ・エフェクトを掛けたボーカルとTOTO風ホルンを始めとするシンセ、女性コーラスでデコレイトした#2。後半のギターのキメ・パートがASIAみたいです。
ヴォコーダーのコーラスを使った#4。
テクノ風ロックン・ロールの#5。
落ち着いた中にもカラフルなアレンジが冴え捲くる胸キュンチューン#6。
タイトル=鉄腕アトムと東洋的なメロディで印象に残る#7。
これもなんとなくエキゾチックなムードを湛えた#8。
テクノなレゲエ#9。
ズバリなタイトルとは逆にサックスのオブリガードとオルガンによるキュートなメイン・フレーズがオーガニックな質感を持った#10。これも英国人ならではのユーモアでしょうか。

80年代となり70年代とは違った新しさを前面に押し出したテクノな意匠の影で、実は所々に聴かれるアレンジやシンセのオーケストレーションがプログレ風味なのが面白いです。

2人はこの後何とYESに加入するもDrama 1作を残して脱退。トレヴァーはプロデューサーとしてYESの90125等で大成功。ジェフもASIAを結成しこれまた大成功。才能がある人はやっぱり凄いですね。

Track List

1. Living In The Plastic Age
2. Video Killed the Radio Star
3. Kid Dynamo
4. I Love You (Miss Robot)
5. Clean, Clean
6. Elstree
7. Astroboy (And the Proles on Parade)
8. Johnny on the Monorail

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BUGGLES / Adventures in Modern Recording

1981,UK

YESを抜けたトレヴァー・ホーン(Vo)、ジェフ・ダウンズ(Key)の2人組エレクトリック・ポップ・ユニットBUGGLESの1981年2ndアルバムAdventures in Modern Recording。しかし実態は、ジェフ・ダウンズが#3、#4、#7の3曲にしか関わらずアルバム制作中にASIA結成に向けて脱退。

オーディエンス・ノイズのSEをはじめとしたサンプリングが、後にトレヴァーがプロデュースしたYESの90125アルバム収録曲”Owner of a Lonely Heart”を彷彿させるキャッチーな#1。
リズム・マシンのトボけたビートにジャズのビッグ・バンド風ホーン・セクション・サウンドが乗るユーモラスな#3。
YESのDrama収録曲をプログレッシブなパーツ抜きでリメイク。神秘的なムードでダークかつしっとりと仕上がった#4。
重いエレクトロニック・ビートと垂れ込める厚いシンセ・ストリングスに叙情マイナー・メロディが乗る#8。
#1のクライマックスをリプライズした#9。等々、トレヴァーがほぼ一人で完成させたという経緯もあってか、弾けるようなポップスが楽しめた前作と比較すると全体的に内省的で落ち着いたテイストの仕上がりに。
前作では生ドラムのロックな響きも感じられましたが、本作では皆無。全面的にドラム・マシン(フェアライト?)を使用してのクールなビート感が前述のテイストの醸成に貢献しているように、テクノな方法論がより深化しております。

Track List

1. Adventures In Modern Recording
2. Beatnik
3. Vermilion Sands
4. I Am A Camera
5. On TV
6. Inner City
7. Lenny
8. Rainbow Warrior
9. Adventures In Modern Recording (Reprise)

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HOWARD JONES / Human’s Lib

1984,UK

ニューロマンティック・ブーム真っ最中のイギリスから突如デビューした、ハワード・ジョーンズの1984年1stアルバムHuman’s Lib。

シンセを弾きながらヘッドセット・マイクで歌うツンツン・ヘアーなハワード・ジョーンズ。後年CM曲としてカヴァーされた#6が当時大ヒット。POP畑と思いきや、なかなかのシンセ使いこなしで唸らせます。歌もプログレ声です。
メロディ、歌、分厚いシンセが渾然一体となった高クオリティの音楽をやっている。今聴いても全然古くないです。

Track List

1. Conditioning
2. What Is Love?
3. Pearl in the Shell
4. Hide and Seek
5. Hunt the Self
6. New Song
7. Don't Always Look at the Rain
8. Equality
9. Natural
10. Human's Lib
11. China Dance

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