CRESSIDA のレビュー

CRESSIDA / Asylum

1971,UK

キーフによるジャケット・アートで有名な、ジャズ風味を仄かに漂わせた英国プログレッシブ・ロック・バンドCRESSIDAの2ndアルバムAsylum。

歌モノではあるが、間奏でのオルガンを中心としたインプロビゼーションは聴き応えがあります。
オーケストラを導入し冷ややかな質感のストリングスが染み入る叙情大作#2では、緩急を自在に織り交ぜた楽曲構成力を発揮し9分超の長尺を飽きさせません。
11分超の#8は控え目なオーケストレーションがジャジーな歌唱パートをセンス良くデコレーションする叙情と、オルガンによる熱いインプロビゼーションの情熱が融合した傑作。

#2,#8以外は3~5分程度のコンパクトな尺ながら、適度にPOPな歌パートに対しマイルドな音色で流麗なプレイを聴かせるオルガンによるソロ・パートが良いアクセントとなっています。

Track List

1. Asylum
2. Munich
3. Goodbye Post Office Tower Goodbye
4. Survivor
5. Reprieved
6. Lisa
7. Summer Weekend of a Lifetime
8. Let Them Come When They Will

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